適切に運用されてこそ 連載第9回目となる今回は、「運用・更新」がテーマです。クライアントに納品されるWebサイトのコンテンツを適切に管理していくため、制作者が押さえておくべきノウハウについて考えていきたいと思います。これまで8回にわたって本連載でお話ししてきた制作のフェーズを経て、フルフラッシュサイトはひと通りの形を整えたと言えるでしょう。しかし、Webサイト本来の目的を達成できる価値あるフルフラッシュサイトとは、クライアントが望む形で継続的に運用・更新されることによってはじめて完成を見るものです。今回はクライアントによって自立的に管理されるプロジェクトも想定しながら、主に制作の段階から対策を施しておくべきフルフラッシュサイトの運用・更新手法について、いくつか言及してみたいと思います。 運用・更新の主体を考えながら 一般的に、コーポレートサイトやECサイトのようにhtmlで制作されること