11光年先、地球に似た惑星=太陽系に接近中-生命存在か・国際チーム 地球から11光年離れた赤色矮星(わいせい)「ロス128」(画像上の明るい星)と惑星の想像図。生命の存在が期待される(欧州南天天文台提供) おとめ座の方向に11光年離れた赤色矮星(わいせい)「ロス128」の周りで地球に似た惑星を発見したと、フランスのグルノーブル・アルプ大などの国際研究チームが15日発表した。太陽系外では4光年先の「プロキシマb」に次いで地球から2番目に近い惑星だが、太陽系に接近中のため、7万9000年後には最も近い惑星になるという。 〔写真特集〕宇宙の神秘 コズミックフォト 赤色矮星は宇宙に多数ある小さな恒星で、水素の核融合が穏やかなため暗い。ロス128は質量、大きさとも太陽の2割弱。発見された惑星「ロス128b」は赤色矮星の周りを1周約10日で回り、距離は太陽-地球間の20分の1、質量は地球の1.35倍で