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「はやぶさ」が最後の地球を撮影したカメラONC-W2は、小惑星イトカワの見える方向を測るための航法用カメラです。また、星姿勢計(STar Tracker: STT)のバックアップ機能を持たせるため、レンズは明るめに設計しており、明るい地球を撮影するとブルーミングやスミアが発生します。6月14日に発表した画像に白い筋が入ってしまっているのはそのためです。 この画像に対して、マルチバンド分光カメラ(AMICA)チーム(下記※)の皆さんが、いろいろ画像処理を試みてくれました。最も見栄えが美しいと思われる横田康弘さん(国立環境研究所)の作品を掲載します。 (※)AMICA(ONC-T)とONC-W2は、レンズ設計や分解能等は異なるカメラですが、CCDや電子回路は共通設計です。 特集:「はやぶさ」がとらえたイトカワ画像
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