このロケットエンジンは RS-25 という名前で、スペースシャトルのオービターに使われたものの改良版(再使用を考慮しないいわば簡易版)です。これを4基と固体ブースター2基を搭載した次世代ロケットが SLS(Space Launch System) で、次世代の主力ロケットとして、ただの打ち上げだけでなく、火星程度までの深宇宙も視野に入れたものとして開発がすすめられているということです。スペースシャトルが STS(Space Transportation System) ですから、SLS と STS で覚えやすいですね。