日本プロ野球組織(NPB)から保留選手名簿が2日に公示され、オリックスからカブレラ内野手の名前が外された。これで、ソフトバンクのカブレラ獲りが決まった。が、関係者は「王さんが長嶋さんになってしまったのか」と漏らす。 来季8年ぶりの日本一奪回へFAの細川(前西武)、内川(前横浜)獲得は補強ポイントとしてわかる。細川は最大の補強ポイントの捕手。クリーンアップに人材を欠くだけに、セ・リーグで首位打者を獲得したこともある内川も大きな戦力アップになる。 しかも内川は大分工高出身。「九州ホークス」を売りにする球団としては、地元出のスター選手を獲得するのは当然だろう。守りの方も左翼・内川、中堅・長谷川、右翼・多村で固まる。が、カブレラ獲得となると、首をかしげたくなる。まだまだ打つことにかけては一流のカブレラだが、ポジションは一塁かDHになる。 一塁は小久保がいる。今年のゴールデングラブ賞を受賞。「