函館市議会議会運営委員会は29日、議会活性化のワーキンググループ(WG)を設置した。同市議会の議会改革の議論は約10年ぶり。議会運営委では各会派から寄せられた議会改革に関する意見も示され、市民向け議会報告会の再開などの提案があった。質疑応答を事前に一字一句すり合わせる答弁調整が行われている問題や、議員間討議の充実を巡る新たな提案はなく、改革は限定的になる可能性がある。...
JR北海道が、全路線の半分にあたる13の区間を「単独では維持が難しい」と発表して、4か月。 路線の見直しを巡る地域との協議はほとんど進まず、こう着状態が続いています。 JRは、地域の理解を得ようと、新たな部署を設けて交渉に当たっています。 JR北海道は去年、「地域交通改革部」を新設し、鉄道を廃止してバスに転換したいとしている区間の地域との折衝に、優先的に取り組んでいます。 部長に起用されたのは、長くバス事業に携わってきた幹部。 鉄道からバスに転換して成功した事例を沿線自治体に示すことで、協議の席についてもらいたいと考えています。 3年前に廃止された江差線では、学校や病院の目の前にバス停を新たに設置し利便性を高めたことで、利用客は鉄道のときと比べ、2倍以上に増えたと言います。 高見大介地域交通改革部長は「目的地の近くまでお客様に利用していただける交通手段を整備することの方が、地域の皆様にとっ
利用者の減少で2年前に廃止されたJR江差線は一部の区間を第三セクターの道南いさりび鉄道が引き継ぎましたが、残りの大部分の区間では鉄道に替わって代替バスが運行されています。 代替バスとなって地域はどう変わったのでしょうか。 利用者の減少で2年前に廃止されたJR江差線の代替バスは、かつての江差線の区間を通って1日6往復運行されています。 江差線は江差町、上ノ国町、木古内町を結んでいました。 沿線の3つの町、特に区間の半分以上を占め、ほかに公共交通機関がない上ノ国町の住民にとって、重要な生活の足でした。 その江差線の廃止に伴い設けられたバス路線で、沿線自治体が目指したのがバスの特性を生かして住民の利便性をより高めることでした。 これについて、上ノ国町の工藤町長は「駅であれば新しい駅を作ることは至難の業ですが、町としては停留所の間隔がこまめになればなるほど町民の利便性を図れるので、バス事業者のほう
江差線泉沢駅長として最後の業務を終え、及川孝・北海道新幹線木古内駅長(左)から花束を受け取る山本金次郎さん=北海道木古内町で2016年3月25日午後4時49分、武市公孝撮影 第三セクター「道南いさりび鉄道」に運行を引き継ぎへ 北海道新幹線開業に伴い、JR江差線(五稜郭−木古内)は26日、道や函館市などが出資する第三セクター「道南いさりび鉄道」に運行を引き継ぐ。江差線としての運行が最後になった25日、多くの鉄道ファンが訪れ、「ラストラン」を楽しんだ。 江差線は1936年に全線開通。檜山地方から函館市に木材や海産物を輸送する路線として活躍した。沿線の人口減少に伴い、乗車率が低下し、2014年5月には木古内−江差が廃止されている。 三セクに引き継がれる五稜郭−木古内は津軽海峡沿いを走り、「いさり火」が見えることもある。年に数回、江差線沿線の撮影旅行に来ているというさいたま市の会社員、柾谷洋平さん
江差線廃線跡の線路にトロッコを走らせるイベント「木古内鶴岡せんろフェスタ」が27日(日)まで開催されています。津軽海峡線と江差線の運行終了、ならびに北海道新幹線と道南いさりび鉄道の開業を記念した企画で、道内の鉄道愛好家団体による実行委員会が運営しています。 運行されるのは、自転車と同じ方式で人力で進む「足こぎトロッコ」と、発動機で進むエンジントロッコの2種類。足こぎトロッコは500円(小学生以下250円)、エンジントロッコは700円(小学生以下400円)で乗車できます。 ▲2人乗り用の足こぎトロッコ ▲きっぷ売り場は旧渡島鶴岡駅。国道228号線から道路標示にしたがって道道5号線に入り、そのまま道なりに進むと道道沿いにのぼりが立っているので、そこを左折してすぐ。 ▲きっぷを買うと、懐かしい日付印字機で日付を打ってくれます。 ▲国鉄を知る世代には懐かしい硬券きっぷで、わくわく感が一気に高まりま
イベント名/木古内鶴岡せんろフェスタ 開催日時/2016年3月19日(土)~27日(日)10:00~16:00(受付15:30まで) 会場/木古内町旧渡島鶴岡駅周辺 イベント内容/旧江差線の渡島鶴岡駅付近の線路を使い、足こぎトロッコとエンジン式トロッコを走らせるイベント。足こぎトロッコは約500m、エンジン式トロッコは約1100mのコースを運行する。 隣接の郷土資料館いかりん館では、北海道新幹線開業記念展示を実施。 料金 ・乗車券 大人500円、小学生以下250円 ・急行券 大人200円、小学生以下150円 ※乗車券は足こぎトロッコに乗れる券。エンジントロッコ乗車の場合は、乗車券と急行券の両方の購入が必要 ▼4月1日(金)以降について 4月1日(金)以降は、木古内町市街地の北海道新幹線高架付近から旧渡島鶴岡駅付近まで約1.6kmの線路を使用してトロッコの乗車体験ができる施設「道南トロッコ鉄
旧・江差線の線路を活用したトロッコ乗車体験施設「道南トロッコ鉄道」が、北海道新幹線に合わせて「開業」する。これに伴い3月19日から先行イベント「木古内鶴岡せんろフェスタ」が行われる。 江差線は、五稜郭(北海道函館市)~木古内(木古内町)~江差(江差町)間79.9kmを結んでいたJR北海道の鉄道路線。1936年11月に全通したが、利用者の減少に伴い木古内~江差間が2014年5月に廃止された。残る五稜郭~木古内間も、並行する北海道新幹線の開業にあわせて第三セクターの道南いさりび鉄道に移管される。 道南トロッコ鉄道は、江差線の廃止区間のうち木古内町市街地の北海道新幹線高架橋付近から旧・渡島鶴岡駅付近まで約1.6kmの線路を活用。トロッコの乗車体験ができる施設に生まれ変わる。 木古内鶴岡せんろフェスタは3月19~25日が「JR津軽海峡線・江差線運行終了記念」、26・27日が「北海道新幹線・道南いさ
泉沢駅のホームで列車を見送る山本金次郎さん。帽子やコートは旧国鉄時代のものという=北海道木古内町で、遠藤修平撮影 JR北海道・江差線 山本金次郎さん「まるで汽車みたい」 3月26日に北海道新幹線が開業するのに伴い、並行在来線として経営がJR北海道から第三セクター「道南いさりび鉄道」に引き継がれる江差線(五稜郭−木古内)。同線の泉沢駅(北海道木古内町)で長年、列車の発着を見守り、「花の駅長さん」として親しまれてきた山本金次郎さん(90)が3月末で引退する。【遠藤修平】 「365日休みなし。まるで汽車みたいだな」。午前7時44分発の木古内行き列車を見送った後、山本さんは駅舎のストーブにあたり、帽子の雪を払いながらぽつりと言った。冬は毎朝7時ごろ出勤し、列車の発着が多い午前10時ごろまで乗客を迎える。「今ではこの駅から乗る人も数えるばかり。寂しいね」
北海道新幹線が開業する来年3月26日にJR江差線五稜郭―木古内間37・8キロの運行を引き継ぐ第三セクター、道南いさりび鉄道(函館、小上一郎社長)が着々と開業準備を進めている。年内に運賃と運行ダイヤが決まり、来年1月以降に沿線住民向けの説明会を開く。地道なPR活動が功を奏し、地元での認知度も高まってきた。乗客を増やし収益の向上を図るため、全社員一丸となって沿線の埋もれた〝宝探し〟に奔走している。 同社が道運輸局に申請した旅客運賃は、現在のJR運賃の1・3倍程度に設定。JR乗り入れ区間を含む木古内―函館間は現行より270円値上げし1110円。同社は「単純に1・3倍だと一部の駅利用者の負担が大きくなるため、それを回避するために営業キロの刻みを工夫した」と説明する。 今年8月に本社を札幌から函館に移転後は、道南各地で行われる祭りなどのイベントへ積極的に参加、リーフレットやポケットティッシュ、絵はが
JR北海道函館支社は11月1日、「ありがとう江差線(五稜郭―木古内間)記念入場券セット」を発売する。日本郵便北海道支社も同線を走行する列車の写真が入ったオリジナル切手シートを販売中で、両社はそれぞれ、切符と切手で江差線の名を記憶にとどめてもらおうとPRしている。 入場券セットは、JR函館支社がこれまでの利用への感謝を込めて企画。同区間にある12駅の外観を描いた入場券(各170円)と特製の台紙付きで1セット2040円。函館・五稜郭・木古内の各駅で合計3000枚発売する。 切手セットは、82円切手10枚を1枚のシートにまとめた。同線の存続、振興を目的に函館のまちおこしグループが、上ノ国町を流れる「天の川」にちなみ、木古内―江差間(昨年5月廃止)に設置した疑似駅「天の川駅」が今年7月に撤去されたことから、「想いでの江差線さようなら天の川モニュメント」として売り出した。「織姫から天の川ゆき」などと
来年3月26日の北海道新幹線開業に合わせ、並行して走る第三セクター「道南いさりび鉄道」も同じ日に開業します。 この鉄道は、開業後10年間で23億円の赤字が見込まれていて、新幹線を利用する観光客をいかに取り込むかが課題となりそうです。 道南いさりび鉄道は、道や沿線の自治体が出資する第三セクターで、江差線の五稜郭駅と木古内駅の間、全長37点8キロの運行業務をJR北海道から引き継ぎます。 来年3月26日の北海道新幹線の開業と同じ日に開業しますが、開業後10年間で23億円の赤字が見込まれ、安定した経営を続けるには、通勤や通学で使う人たちに加えて、新幹線を利用する観光客をいかに取り込むかが課題です。 このため会社では、列車のダイヤや運賃の設定など開業の準備を進める一方、沿線で新たな観光資源を発掘して積極的にPRするなど、観光客を引きつけるための取り組みにも力を入れることにしています。
重要なお知らせ 2024年10月16日 旅客運賃上限変更認可について 2024年10月05日 【観光列車】「ながまれ海峡号くいだおれ!!おでん列車」 予約受付のお知らせ 2024年04月01日 「いさりび1日きっぷ」・「いさりび1日カンパス」の取扱いについて 2024年03月23日 自動券売機が新しくなりました 2024年03月16日 列車運行時刻が変わりました。3月16日(土) ダイヤ改正 2024年03月15日 当社線は交通系ICカードでご乗車いただくことはできません 2022年06月01日 「鉄印」利用についてご確認のお願い 2021年10月04日 沿線・ホーム上で撮影をされる皆様へ~安全運行に向けたお願い お知らせ 一覧を見る 2024年11月07日 イベント列車「チーズとワインといさりび鉄道」のお知らせ 2024年11月06日 当社「オリジナルカレンダー2025年版」を販売中です
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