資源管理が求められているクロマグロの生態を調査するため、識別番号が記された標識を取り付け、再び海に放す取り組みが4日津軽海峡で行われました。 この取り組みはクロマグロの資源保護を推進するNPO団体が4年前から行っています。 4日は5人が乗った船が函館港を出港して青森県の大間崎の沖合に向かい、海面で跳ねているクロマグロを見つけると、一斉に釣りを開始しました。 そして、体長およそ1メートル55センチのクロマグロを釣り上げると国の研究機関の連絡先や識別番号が記された標識を取り付け、再び海に放しました。 標識が取り付けられたクロマグロが漁や釣りで再び捕獲されると国の研究機関が連絡を受けて回遊ルートや成長具合を調べることになります。 ことしは九州や北海道などですでに34匹のクロマグロに標識を取り付けたあと海に放しています。 この取り組みを行っている「スポーツフィッシング推進委員会」の茂木陽一顧問は「
津軽海峡フェリーに乗ればイルカに会えるかも?! 春がおすすめの理由とは 2021/05/01 北海道を学ぶ 交通, 函館市, 渡島管内, 自然, 自然景観, 道南圏5431view 北海道と本州の間の津軽海峡でフェリーに乗船すると、野生のイルカを見ることができるのをご存知でしょうか。海面に姿を見せ、ジャンプする姿は、フェリーの外部デッキから肉眼でも見ることができます。 いつ、どこで、どんなイルカが見られるのでしょうか。津軽海峡のイルカの生態について、津軽海峡フェリー株式会社・北海道大学鯨類研究会・青森県営浅虫水族館で構成する「津軽海峡イルカチーム」に話を伺いました。(トップ画像の撮影および提供:北海道大学鯨類研究会) 津軽海峡で見られる鯨類のほとんどが、カマイルカ「津軽海峡イルカチーム」は、津軽海峡フェリー株式会社が年間を通して青森県営浅虫水族館と北海道大学鯨類研究会(函館キャンパス水産学
【福島】道南虫の会(事務局・函館)24日、本州以南に生息するキタキチョウを道内で30年ぶりに確認したと発表した。越冬個体の道内での採集は初めてで、会員の安井徹さん(69)が9日午前11時ごろ、福島町内で雄1匹を捕獲した。同会は、本州から風に乗って迷い込んだものとみているが、生息範囲が青森県内にまで北上している種類で、将来的に道内で定着する可能性も秘めている。 キタキチョウは東北以南ではよく見かける種類だが、約10年前に発行された図鑑でも東北北部での確認はまれとされていた。同会が把握する道内での確認例は、直近では1990年9月25日に奥尻町米岡で1匹確認した事例が最後。それ以前は函館(59年)、八雲(61年)、知内(73年)、乙部(79年)での4例計12匹があり、今回が30年ぶり6例目となった。 安井さんが捕まえた個体は羽を広げた大きさが約4センチ。夏生まれの個体は前羽の先端が黒くなるが、捕
「涼しいと思わない方が良い」五輪マラソン候補に挙がる北海道のコースとは 多くの大会関係者が「寝耳に水」と驚かされ、あっという間に決…
青森の陸奥湾にイルカが回遊する季節がやってきた。野生のイルカをひと目見ようと青森大の清川繁人教授(ゲノム解析)の生態調査に同行した。陸奥湾を航行する定期フェリーからはこれまでもイルカを見ることはできたが、地元住民や漁師以外にはあまり知られていなかった。そこにはイルカの楽園があった。【足立旬子】 「いたぞ!」。先月下旬、外ケ浜町蟹田から漁船に乗り込んで約30分、早くもイルカの群れが見えた。3頭が船の真横でジャンプしたかと思うと、海に潜り、今度は前方で跳ねた。体長約2メートル。背びれの内側が白いカマイルカだ。次々と船の近くに現れ、まるで「遊ぼう」と誘っているかのようだ。 約5キロ先に三角形をした青森市の県観光物産館アスパムが見える。「都市の近くでこんなに頻繁にイルカの群れがやって来るところは、世界でも珍しい」と清川教授。約3時間の調査で目撃したイルカは100頭近い。同船した同大1年の小井田舞菜
「環境教育」は、自然環境保護の大切さを教えるのが目的の1つです。しかし、環境を保護したり、環境悪化を解決したりする方策として、残念ながら迷走した活動がその中で行われてしまうことがあります。 本来、自然環境はそこに生息する様々な生物による複雑で絶妙なバランスによって保たれています。例えば、河川の水に含まれる有機物などの栄養分(生物の死骸も含む)を食べる微生物がいて、その微生物を食べるプランクトンなどがいて、それを食べる昆虫や魚などがいて…といった形の食物連鎖が形成されています。 そのバランスが保たれていれば水中の酸素量や栄養成分量などは一定の範囲の変動に保たれ、多少の環境変化にも水質は安定していられます。しかし、一度大きく崩れてしまうと、簡単には回復できなくなってしまうのです。 また、外来生物の流入により、在来生物の生息が脅かされて減少・絶滅することで、生物全体としての多様性が失われてしまう
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