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Web 2.0ではコンテンツの多様化により問題が深刻化 Web 2.0におけるセキュリティについて、浦本直彦氏にうかがった。浦本氏は日本IBMの東京基礎研究所、次世代Webインフラストラクチャの次長であり工学博士でもある。IBMの基礎研究部門は世界8か所にあり、開発グループやサービス部門と協力して先進的なテクノロジを研究している。浦本氏は「『Web 2.0に特有のセキュリティはあるのか』という質問をよく受けますが、これはWeb 1.0とWeb 2.0がどう違うのかということと同じで、基本的には従来からある脅威と同じものが存在します。ただし、Webアプリケーションを取り巻く社会の方が変わってきたことで、より問題が深刻化しています」という。 Web 2.0によって我々を取り巻く社会の方が変わった点を、大きく2つに分けることができるという。一つは、情報(コンテンツ)がコモディティ化し、信頼性や価
IBMのエバンジェリストや研究者達が運営するWiki「IBM ソフトウェア・テクノロジー情報」では、クラウドコンピューティングやマッシュアップ、Ajax、Web2.0、アジャイル開発といった製品固有でない、オープンテクノロジーや先進テクノロジーに関する技術情報を提供している。 CodeZineでは、このサイトのオーナーであるIBMソフトウェア・エバンジェリスト 米持幸寿氏と、開発プロセスプラットフォーム『Jazz』、Web2.0セキュリティ、DHTML/Ajaxライブラリーの『Dojoツールキット』、Javaベースのスクリプト言語『Groovy』といった4種の技術のキーマンたちを取材した。この模様を前編・中編・後編の3回に分けてレポートする。 ソフトウェア技術のトレンドは『クラウド』 「IBM ソフトウェア・テクノロジー情報」は、IBMのソフトウェア関連の技術情報を日本のマーケット向けに伝
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