中国ドラマの人気ジャンル「ブロマンス」。男性同士の友情を超えた熱い絆を描いたジャンルで、その多くはBL(ボーイズラブ)小説が原作だ。近年、立て続けに中華ブロマンスの傑作が登場したが、現在は本国における規制強化により新作が世に出づらくなっている。そんななか、ある新作ブロマンスが誕生した。タイトルは「致命遊戯」。“死に至る禁断のゲーム” が舞台なのだが、突然、全話一挙配信されその2時間後にはきれいさっぱり削除されたのだ。そのドラマが今秋に日本に上陸する。中国で幻となった本作の魅力に迫りたい。(沢井メグ) 本国では観られない話題作が上陸! あっという間に本国で配信停止となり“史上最も短命なドラマ” と称される「致命遊戯」。本作はVRゲーム内で繰り広げられるデスゲームを舞台に、二人の青年の間で育まれる絆を鮮やかに描き出したブロマンス・ミステリーだ。削除された主たる理由は原作がWeb上の人気BL小説