ミルク (2008) Milk 4月に映画『ミルク』を観た。 同性愛者の開放運動家だったハーヴェイ・ミルクは、サンフランシスコ市会議員に当選するとマスコーニ市長と共に、同性愛者だけでなくマイノリティ全般の差別撤廃に奔走し、さまざまなマイノリティからの支持を得るけれども…。 実在したハーヴェイ・ミルクの晩年を映画化。 この映画の監督ガス・ヴァン・サントは、今時の流行の若く痩せたいけめん白人男の見た目に魅力を感じないと良さのほとんどが消し飛ぶようなタイプの映画ばかりを撮ってきた。(リメイク版『サイコ』以外) ガスの映画では、いつもいつも同じタイプの男ばかり舐めるように撮っているから、そういう好みなのだと簡単に想像がつく。 好きなのは別に構わないけど、しつこいよ。 ただ、その好みを延々と続けることができるのは、それが今の時代の流行に沿った「美青年」の定義と一致しているからなんでしょう。 自身の同