前回の記事は、私は本当に思い切って書きました。 えいっと勇気を持って「投稿」をクリックしました。 ・・・やったことに疑問を持っている人を傷つけるのではないか、子どもに不要な手術をしたと後悔させるのではないか・・・ その思いがあったから、今まで書けないでいたことなのです。 もちろん、目前で診る縁のあった方には、舌小帯のことを聞かれたら、 その人の表情を見て、どんなことを言うか考えながらいうこともできますから、 言えることを傷つけないように言っています。 また、やってよかったという人にも稀ですがいます。 そういう場合は、「自分の選んだ方法で納得できる結果が出てよかったね」と言っています。 「それは間違っている」などとはいいません。 (ただ、やってホッとした効果があるかもとは思いますし、「信じる者は救われる」効果を感じます。) でも、ブログの記事は違う。 傷つけたこともわからないし、どのようにも
子どもがちょうど6ヶ月の時に断乳しまして、それ以降ミルクです。断乳前は子どもがミルクを拒否したこともあって、完全母乳育児(完母)だった時期もあります。が、4ヶ月過ぎた頃から子どもの歯が生えてきちゃって、授乳中に乳首を噛まれるようになったのがちょっと早めの断乳のきっかけです。あれね、痛いのよほんとに。助産師さんに相談したら、「噛んだらお尻をひっぱたきなさい!」とか言われたんですが、そこまでしなくてもいいかなあ、とかぐずぐずしてたらどんどん歯が増えちゃって、ってそれ子どもの成長が自分の乳首の恐怖になるってどうなのよ、子どもの成長を素直に喜ぼうよ、と思ったので、母乳を止めました。 その後、子どもとさる町営の日帰り温泉に入ってたところ、「母乳もうやめたんですね」とその辺のおばちゃんに話しかけられ、「はあ、なんでわかるんですか」と言ったらそのおばちゃんは乳首の色であげてるかどうかがわかるんだそうです
医師でも、助産師でも、母乳栄養圧力が強い人は少なくありません。 まぁ助産師に多い印象ですが。 拙い経験では、出生後早期母子接触をしようが、乳房マッサージを頑張ろうが、出ない人は出ません。 乳首の形の問題で吸い付きにくかったりもするし、第一子と第二子でも違うこともしばしば。 続きを読む
病院が完全母乳栄養法やカンガルーケアを優先して経過観察を怠った結果、新生児が脳障害を負うケースが相次ぐ中、国などに損害賠償を求める訴えを26日に起こす宮崎の女児(2)を含む子供6人の両親らが、来月末をめどに「家族の会」を結成することが分かった。両親らは「これから生まれてくる赤ちゃんには、わが子と同じ事故にあわせたくない」との思いで、再発防止を国などに働きかけていくという。 宮崎の女児の両親が提訴する病院は、母乳育児を推進しており、赤ちゃんと母親2人きりで過ごさせる「母子同室」や、母乳のみを与える「完全母乳栄養法」、母子のスキンシップを重視する「カンガルーケア」に積極的に取り組んでいる。 この女児も出産約1時間後からほとんどの時間を母親(35)と病室で寝かされた末、心肺停止となった。 母親は女児に母乳を吸わせようと試みたが、ほとんど出なかった。帝王切開の鎮痛剤や出産の疲れ、高熱の影響で強い眠
随分前に書いたエントリの続き・・・なのだけど、その時考えていたような続きとはだいぶずれているかも。 north-poleさんのブログ、百丁森の一軒家からトラックバックを頂きました。 [http://northpole587.blog17.fc2.com/blog-entry-82.html:title=簡単なことを難しくしているのではないか] ご自身が、以前勤務していた病院での、母乳栄養の状況を報告されている。すこし引用させていただきますと・・・ 背景として、その病院は助産師の割合も高く、基本的に母乳哺育を推奨しており、何らかの理由がなければ、入院中にミルクを足すことはしていなかった。したがって、退院時の完全母乳率は100%近いものだった。 1ヶ月健診時には、母乳のみという人が50%強、混合だが母乳が中心という人が40%強、人工栄養のみの人は5%前後であった。そして、退院時からの体重増加は
母乳栄養にさまざまな利点があるのは事実であるが、あまりにも母乳栄養への信仰が強すぎるせいか、極端な主張がなされることがある。「適切に対処すればほとんどの母親は母乳が出る」「母乳をあげていればフォローアップミルクは全く不要」というものや、「麻疹の予防接種は不要で自然感染したほうが良い。母乳栄養であれば乗り切ることが出来るだろう」というワクチン否定、果ては「粉ミルクでは母乳に入っている母親の大事な人間としての遺伝子が子どもに伝わらず、ウシの遺伝子が赤ん坊に注ぎこまれる」というトンデモなものまで。マクロビオティック礼賛、ワクチン否定、産科医による出産への介入否定、陣痛促進剤否定などの、「自然なお産」と結びつくことが多いようだ。 母乳育児に関連した日本語論文をいくつか読んでみたのだが、さすがに露骨なトンデモな主張はないものの、言葉にするのが難しい違和感を感じるのだ。一例として、大島清、哺乳動物の特
今でもしこりに感じていることを小町でだけ、そっと吐かせてください。 私の胸はかなりの陥没乳頭で、 産院でも助産師から「おっぱいは苦労するね」と言われ続けてきました。 母乳育児は精神的に不安定な日々が続き、 生まれて来た息子をまったく可愛いとは思えず。 毎日おっぱいを上手に飲めない息子にイライラし続け、 このままではおかしくなる。もう無理しなくていい、辞めようと決めて、 2ヶ月で完ミに変更しました。 完ミに替えようと決めたその日から、一気に心が晴れて、 息子をようやく可愛い!!と抱きしめられる気持ちに、 今でもその当時ミルクに救われた気持ちは、忘れられません。 ただ、私の友人(以下A)がミルクに変更した話を聞きつけてわざわざ 「boaと母乳について話がしたい」と、断っても「家を出てきてしまったら」と、半ば強引に押し掛けてきました。 Aが話す内容は産院で一度は聞く母乳神話から始まり自分も陥没だ
さて、これとこれを書きつつあちこちサーチしていて、あらためて、「母乳育児系トンデモ」とでも呼ぶべきものの多さに感心(?)したので、今日はそのレポート。 まずは前のエントリでもリンクした「なぜわが国では母乳育児が復活をしないのか」。 1970年代母乳育児は欧米の医療先進国においては、危うく20%台を割りかねないレベルにまでに陥りましたが、その後この危機的状況に気づいた各国政府や関係者の努力により、近年では70%から90%台への回復も報じられるようになりました。しかしわが国の現状を見れば、今日に至っても産後一ケ月時の母乳率は、依然として40%台にとどまるという悲しい現状です う〜む、典拠が示されていないので確認のしようがない。私が以前勤務していた病院で1ヶ月時の母乳哺育(ミルクを足していない)率は50〜60%(7〜8年前)だったが、と思いつつ、ちょっと調べてみる。 まずアメリカについて
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