リコーグループのeラーニング実践 情報コミュニケーション技術(ICT)は、人々の活動範囲を広げ、年齢や身体的な制約を超えることを可能にした。eラーニングも「いつでも」「どこでも」と同時に、「だれでも」が学べる環境を可能にするが、アクセシビリティ向上の取り組みは手付かずの状態だ。そんな中、リコーは、業界に先んじてeラーニングのアクセシビリティ向上にグループを上げて取り組み、リコー・ヒューマン・クリエイツ社は、聴覚、視覚障害の人もスムーズに受講できるeラーニングを実現したとして第3回日本e-Learning大賞の奨励賞を受賞した。障害者もスムーズに学べる機能、コンテンツはどのように生まれたのか、リコー人事本部能力開発室スペシャリストの村上美由紀さんと、リコー・ヒューマン・クリエイツ社人財開発事業部eラーニング推進センターのディレクター、水田章子さん、井上由美子さんに聞いた。 ◇アクセシビリテ