豊臣秀吉ゆかりの名古屋市中村区の豊国神社は9月、秀吉の正室高台院(こうだいいん)(ねね、北政所(きたのまんどころ)、生年不詳~1624年)を新たに祭神としてまつる。ねねの没後400年を記念した事業。神社本殿には秀吉が既にまつられており、生誕地の尾張で、2人が再び一つ屋根の下で過ごすことになる。 ねねは現在の愛知県清須市出身。織田信長に仕えていた現在の中村区出身の秀吉と結婚。秀吉の天下統一を支え、秀吉配下の武将加藤清正や福島正則らを母親代わりになって育てた。秀吉とねねは恋愛結婚で、当時としては珍しかった。