藤原肇(フリーランス・ジャーナリスト、慧智研究所長) 本澤二郎(政治評論家、元『東京タイムス』政治部長) 野田政権の根っこはCIAとホモ - 今回は、厳しい政権批判を続けてきた二人のジャーナリストに現政権の問題を指摘していただきたいと思っています。 まずは、『平成幕末のダイアグノシス』(東明社)という衝撃作を世に問うた藤原肇さんです。日本の政治と裏社会の実態を知りたいなら、従来の「暴力団、同和、半島」の三要素では不十分、これに「ホモ人脈」があり、CIAが対日工作するとき、この「ホモ人脈」が動いて政界・財界を動かしているという内容は、ショッキングでした。 藤原 日本では異常に見える新奇な仮説が、世界では常識であることが多い。その一例が政治や諜報の世界におけるホモ人脈の問題です。英国のMI6とKGBの争いをはじめ、CIAが使う脅迫の道具として、ホモ問題が活用されてきたのはインテリジェンスの世界
前号の「松下政経塾政権のスタートとその真相」に続いて、気鋭かつ異色のジャーナリスト2人の警鐘をお届けする。(9月1日収録) 松下政経塾政権の本質 本澤 ナチス思想と人脈がワシントン経由で松下政経塾と稲盛財団につながったという藤原さんの見方からいくと、松下政経塾の初代内閣の今後が心配されあるいは内外政策においてどんな事が予測されますかね。 藤原 中田宏前横浜市長は皇国史観の信奉者で、「つくる会」の教科書を採用した。神奈川県の前知事松沢成文も政経塾の出身者でした。 本澤 政経塾はつくる会ともくっついている。 藤原 そうすると、横浜市で育った人間は完全にそういった思想、考え方を持つようになる。そういう人間が神奈川に始っていろんなところから出てくる。 本澤 横浜の前市長、中田宏は狂信的だったし、東京・杉並区の山田宏前区長も皇国史観教育を進めている。 藤原 そうした動向は、きちんと調査、整理して一冊
わが国は今、歴史的な困難に直面している。長引く景気の低迷の中で3・11地震による東日本大震災が東北地方を襲い、さらに原子力発電所の爆発事故による放射能汚染を筆頭に、民主党政権の稚拙な対応で被災者は泣いている。復興に向けて政治がダイナミックに取り込むどころか、相変わらず権力闘争にあけくれている。その実態はまさに危機的である。気鋭かつ異色のジャーナリスト2人が鳴らす警鐘に耳を傾けたい。(9月1日) 本澤 実は今日、僕は一番最初に聞きたいことがあるんです。 日本人に聞いてもなかなか分からないことなんですが、今年は外国へは一度、上海にしか行ってないんです。 それで秋から暮れにかけて一度行きたいと思っているんです。 ところが、今、超円高にもかかわらず格安のチケットが全然、格安じゃない。確かにガソリンも高騰したまま。 しかし、超円高がそれをカバーしているはずなんですが燃油サーチャージとかいってべらぼう
国難にすりかえた無責任構造 藤原 3・11地震は日本列島史上、有数 の大地震となり、巨大津波の襲来による原発 事故で、前代未聞の被害になりました。しか も、葵地への救援活動は喜相の指導性の なさで、遅々として進まない状況が続き、放 射能を撒き散らす原発の制御は、指揮系統の 混乱で楽観できません。 岡田 指揮系統の乱れに加え責任回避から 意図的な情報の隠蔽もあり、国民は何を信じ ていいかわからない。しかも、菅内閣は被災 者や国民のことよりも、権力維持のための政 局に明け暮れた。不信任案を「田舎芝居」で 切り抜けたのは一例です。国民は不必要な計 画停電で生活を狂わされ、風評に戸惑い、不 安は募る一方です。 責任の所在が明確でないまま、「がんばろ う日本」とか「挙国一致」で「国難」を乗り 越えろと、まるで戦前の総動員態勢のような スローガンを繰り返す。原発事故は政府と東 電の責任が問われるものだ
烏帽子山最福寺の法燈は、起源を室町時代にまでさかのぼり、代々修験の行者として苦修連行を積み、真言密教・修験道の正系を受け継いで来ました。 恵観法主は、真言密教修験の第十八代目の相承者・薩摩の国修験五百年の傳燈法師であられ、相承秘伝の護摩を日々厳修、一切衆生の祈願に応えられています。又、真言密教最高秘法「焼八千枚護摩供」を九十七回以上も修行、その絶大な法力は、広く内外に知られています。 ”最も幸せな寺”最福寺のご本尊は、大日大聖不動明王です。法主が八千枚護摩を御修行中、何度となく霊告、霊夢があり、法主の前に不動明王がお姿を現しました。そのお姿そのままを京佛師田中文哉師に依頼、造立されたのが現在のご本尊大日大聖不動明王です。このように最福寺の不動明王は、護摩修行中の法主の内証の具現化であり、恵観法主御自身のお姿と言えましょう。ここに、法主の祈りが天地を動かし、奇瑞が現実として目前に現われ、如来
アーサー大本(アプライド・アカウンタンシー社長、在ロス) 藤原肇(フリーランス・ジャーナリスト、在パーム・スプリングス) 在庫の弾薬の一掃と新兵器の実験 藤原 現在のアメリカは軍事力ではダントツなので、経済的には危機的な状況にあるというのに、アフガンに続いてイラクを徹底的に攻撃して、国際世論を無視してやりたい放題をしている。かつては反対勢力にソ連がいて牽制したが、ブレーキ役が体制崩壊で自滅したので、今のアメリカは一国覇権主義に酔い痴れています。しかも、それを正面から批判するだけの国が存在しないから、世界はブッシュのゴリ押しに踏みにじられて、全く情けない混迷状態に陥っているのです。 大本 貿易赤字と財政赤字が天文学的になり、米国の経済状態はどう見てもお先真っ暗だから、戦争しない限りは破綻するのを免れないので、アフガンに続いてイラクに戦争を仕掛けたのです。そして、ミサイルだけでも三千発もぶち
アーサー大本(アプライド・アカウンタンシー社長、在ロス) 藤原肇(フリーランス・ジャーナリスト、在パーム・スプリングス) コンピュータの駆使で何でもやれる時代 藤原 大本さんは長らくロスで会計事務所を経営して、その傍らに権力者が行う秘密計画についての調査を行い、謀略史観で世界を考えるエキスパートとして知られているが、あなたは確か早稲田大学の理工学部を卒業したエンジニアですね。どうして会計事務所の経営を始めたのですか。 大本 私が出た学部が一応は工業経営学科だが、日本の大学は授業料さえ納めれば幾らでも単位が取れたので、工学部の学生として色んな実験をやっただけでなく、哲学とか経済学や会社設立法まで勉強し、渡米して南カリフォルニア大学でMBAを終えて、コンピュータ会社を経営したわけです。コンピュー夕を自在に使えるようになったお陰で、情報を取ることは至って簡単になったし、会計や給料の自動支払いシ
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