児童、生徒に文章の書き方を教える民間の作文教室が人気を集めている。受験対策に主眼を置かず、論理的な文章を構成する方法論を段階的に教えるのが特徴だ。経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA)では、文章力が日本の生徒の弱点とされている。受講者が増える背景には、「書く力」を身につけさせたいという期待感が、保護者らの間に広まっていることがあるようだ。(柳原一哉) 横浜市の作文教室「言葉の森」は平成8年から、インターネットと電話で指導する態勢を整えた。すると、以前は100人程度の受講生が全国から集まり始め、現在は約1000人が学んでいる。中根克明代表によると、「受験対策をうたわず、作文指導に絞った教室としては全国最大規模」という。 評判の理由は、書く前に行われる指導内容だ。「従来の学校では、教諭がテーマを与えて書かせ、後から添削するパターン。これだと、誤表現や誤字など欠点の指摘に終始し
漁業存続の緊急対策を政府に求めるため、集会に集まった全国の漁業関係者ら約3000人 =15日午前、東京・日比谷野外音楽堂 (撮影・中井誠) 漁船の燃料費高騰による窮状を訴えるため、14日から各地で始まっていた漁船の休漁は15日、本格化し、全国のほとんどの漁船が休漁に入った。休漁にあわせて全国の漁業従業者の代表約3600人が同日、東京・日比谷の日比谷公園で全国漁民大会を開き、政府・与党に対して燃料費の補填(ほてん)などを訴えた。 休漁は、全国漁業協同組合連合会(全漁連)など16団体の呼びかけで行われており、傘下の漁船約20万隻(推計)が参加。休漁の影響で、国産水産物の水揚げが、ほぼストップした。 漁民大会には、全漁連の服部郁弘代表理事会長ら漁業団体のトップが出席。「燃油価格が高騰し、漁業は大変厳しい」「出漁すればするほど赤字だ」などと窮状を訴え、燃料費補填や価格の安定対策を求める決議を採択し
世界の三面記事・オモロイド 海外の珍奇な事件、事故、人間模様を伝えます。 検索フォーム Entries 株暴落で捨てられる愛人たち、去って行く妻たち Tweet [イギリス発] 米国のサブプライムローン問題が引き金になって、世界中の株式市場が大混乱し株が暴落したが、ロンドンも例外ではない。おかげで、同市の金融街、シティで働くワーカーたちの給与も大幅カットされ、彼等の私生活にも多大な影響が出ている。 ロンドンを本拠としている法律事務所「Mishcon de Reya」の調査によると、ワーカーの半数はボーナス額を最大で4万ポンド(約845万円)削られたそうだ。これまでのリッチな生活を維持できなくなった彼等は、愛車のポルシェを手放したり、高級レストランでのランチを控えたりと、節約ムードが高まっている様子。 しかし、節約はそれだけに留まらず、愛人たちもターゲットになっている。アナリスト、ストックブ
職員が書き込んだライブの宣伝。厚労省内のパソコンから書き込まれたことを示す「mhlw.go.jp」の文字列が丸見えとなっていた 厚生労働省職員による官用パソコンを使った業務外のホームページ(HP)閲覧が1日12万件にのぼっていた問題で、東京・霞が関の本省に勤務する30代の男性職員が勤務時間中、官用パソコンを使って、自身が所属するロックバンドのライブを宣伝する書き込みをしていたことが14日、分かった。職員は書き込みしたことを認め、「(バンド活動で)報酬は一切もらっていない」としているが、同省は無報酬であっても職員の兼業を原則禁じており、公務員のモラルを問われる事態になった。 この職員は5月21日午後1時15分ごろ、インターネットの掲示板に「ワンマンライブです」と、同月31日に東京・下北沢で行われたライブの告知やチケットの購入方法を紹介する宣伝を書き込んだ。約30分後にも別の掲示板に「ワンマン
7月14日、ジェイアール東日本企画が運営する「デジタルポスター」が東京駅八重洲南口コンコースに設置され、同社がメディア向けの説明会を行った。このデジタルポスターは、7月14日から9月30日(5時から24時まで)まで試験的に公開され、ジェイアール東日本企画では、この結果を反映させた形で本サービスを開始する予定だ。 デジタルポスターは、1分ごとに広告が切り替わるデジタル版のポスター。ディスプレイには65インチの縦型液晶(ハイビジョン)を採用し、高精細な静止画像を表示できるという。八重洲口コンコースには、5本の柱に計10面のディスプレイが設置され、行き交う人の目を楽しませていた。 今回設置されたデジタルポスターの特徴は、表示する広告の意匠や配信スケジュール、動作監視などの情報を、携帯電話網を通じて配信している点だ。これまでのデジタルポスターは有線ネットワークを通じて情報を配信しており、設置にあた
ロシアの有力日刊紙、コメルサントによると、モスクワ郊外で5日深夜に行われたテクノ音楽のイベントで、強いレーザー光線を浴びた30人以上が目の異常を訴え、失明する恐れが出ている。同じイベントに参加した16〜30歳の若者らが網膜にやけどを負う共通の症状を呈しており、一部は80%もの視力を失って回復は困難だという。 このイベントはテクノ音楽愛好者のインターネット・サイトで告知され、約1000人が参加した。屋外の特設会場で行われる予定だったものの、降雨のために急遽(きゅうきょ)、テントが設営され、本来は上空に向けられるはずだった強力なレーザー光線が会場の参加者に当てられたとみられている。(モスクワ 遠藤良介)
「FFXIII」はマルチプラットフォームに 現地時間の7月14日、北米・ロサンゼルスで開催された「Microsoft Media Briefing 」において、スクウェア・エニックスがプレイステーション 3専用で発売を予定している「ファイナルファンタジーXIII」を、欧米ではXbox 360においても発売すると発表した。 これは、会場に招かれたスクウェア・エニックスの代表取締役社長である和田洋一氏の口から、イベントの最後のサプライズとして公表されたもので、「ファイナルファンタジーXIII」はマルチプラットフォームで展開することが告げられた。 なお、「Microsoft Media Briefing」のあとに行われたスクウェア・エニックスのプレスカンファレンスにおいて、コーポレート・エグゼクティブの橋本真司氏が「日本での展開は従来どおりプレイステーション 3版のみでの発売」と発言。ソフト自体
燃油価格高騰による窮状を訴えるため、全国各地の漁船が14日から15日未明にかけ、出漁を取りやめる。15日には全国20万隻のほぼすべてが一斉に休漁する見通しで、輸入を除くほとんどの鮮魚の水揚げが止まる異例の事態となる。卸業者やスーパーなどは大量の鮮魚をいけすなどに蓄えているが、一般の寿司(すし)店では「休業するしかない」と悲痛な声も聞かれる。農林水産省も鮮魚の値上げを認める姿勢を示し、一般の食卓にも影響が出そうだ。 休漁は、全国漁業協同組合連合会(全漁連)など16団体の主導。漁船の燃油が5年前の約3倍近くにまで高騰しているとして、政府・与党に高騰分の直接補填(ほてん)などを求めると同時に、傘下の漁船に対して15日に休漁するよう呼びかけた。 国内のほとんどの漁船はこの16団体所属で、岡山、神奈川県などでは14日から、他の多くの地域でも15日未明から休漁に入る。 このため16日には、水揚げされた
仏高級ブランドの日本法人「エルメスジャポン」(東京都中央区)の正社員採用試験に合格したはずなのに、有期契約を繰り返した末に契約を打ち切られたのは不当だとして、東京都内の同社店舗に勤める女性(35)が14日、正社員としての地位確認などを求めて東京地裁に提訴した。 同日会見した原告側によると、女性は04年、同社の正社員(時計の販売職)募集の広告を見て応募。受験後、会社から電話で「合格だが(女性は)時計販売の経験がないので、最初は嘱託職員で」と言われ、6カ月の契約期間が記された契約書に署名した。 女性はいずれは正社員になれると思って働き始めたが、6カ月契約が繰り返されることに疑問を感じ、06〜07年に4回、人事担当者らに「正社員になりたい」と訴えた。会社側は「もう少し(適性を)見させてほしい」と留保していたが、今年3月、業績悪化を理由に9月以降は契約しないと通告してきたという。 同社は「(
■「車離れ」は加速するのか 産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と12、13の両日に実施した合同世論調査で、原油高問題について聞いたところ、ガソリン値上げで車の使用が減ることを「いいことだ」とした人が47.9%と、「そう思わない」の41.6%を上回った。地域別では南関東、東京都、東海、近畿では「いいことだ」が「そう思わない」を上回った。しかし、その他の地域は逆だった。 調査では、ガソリン値上げによるマイカーの使用頻度への影響を尋ねた。44.5%が「以前より控えるようになった」と回答し、「変わらず使用している」は38.4%だった。地域別では南関東、東京都、近畿は「以前より控えるようになった」が「変わらず使用している」を上回った。その他の地域は逆か拮抗(きっこう)する結果となった。産経FNN合同世論調査・内閣支持率上がらず サミット効果はなし?・北京五輪、日本選手団の活躍が期待できる
首都高、万年渋滞に異変…ガソリン代高騰で想定外効果 ガソリン代高騰で、万年渋滞だった平日の首都高もガラガラに。5・10日午後の案内板にも、渋滞の表示はほとんどなかった=7月10日午後3時、首都高環状線 (クリックで拡大) 万年渋滞が当たり前の首都高速に異変が起きている。ガソリン代高騰に伴う車使用の手控えが重なり、渋滞が大幅に緩和されているのだ。渋滞が激しい平日の日中でもガラガラの日が多く、朝夕のラッシュも大幅緩和。ガソリン代高騰にあえぐ一般ドライバーが公共交通機関の利用に切り替えた結果、想定外の効果が生まれていた。 今月10日午後3時。金融機関の締め日が重なることから、特に道路が込むといわれる「5・10日(ごとうび)」だけに、普段の首都高の道路状況案内板は渋滞を示す赤や黄色の点滅で埋め尽くされているはずだが、この日の点滅はほぼゼロ。ラジオの交通情報でも、伝えるべき渋滞情報の大半を占める首都
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