陰陽道(おんみょうどう)に基づいて生活に必要な知識を書き記した戦国時代の貴重な書物が、福島県只見町の個人宅から見つかった。 同町と国立歴史民俗博物館が18日、会見して明らかにした。 見つかったのは、陰陽道の指南書「陰陽雑書抜書」と占いの書「●▼(ほき)傳」の写本で、それぞれ永禄6年(1563年)、元亀3年(1572年)頃に写されたものとみられる。現存する写本のうち、「陰陽雑書抜書(おんみょうざっしょぬきがき)」が2番目、「●▼傳」が3番目に古いものという。(●はたけかんむりの下に甫・皿、▼はたけかんむりの下に艮・皿) 両書は、田に水を引く日や山で木を切る日など、日時や方角の吉凶を記しており、節分など現代に残る風習についても書かれている。「布を裁つのに良い日」「元亀三年壬申(じんしん)十月五日の夜灰降る」などと読める、原本にはない書き込みが漢字とカタカナでされており、生活に根付くものとして長
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