台風15号の影響で断水が続いていた静岡市清水区の「和田島ブロック」で応急的な復旧工事が終わり、順次、生活用水の供給が始まっています。ただ、地域の中で高低差があるため断水が続いているエリアもあるほか、依然として飲み水としては利用できず、影響は続いています。 台風15号の影響で静岡市清水区で起きた6万戸を超える大規模な断水はこれまでに大半が解消しましたが、水道管が通る橋が流された北東の「和田島ブロック」は4500戸で断水が続いていました。 静岡市によりますと、1日、応急的な復旧工事が終わり、順次、各家庭への供給が始まっているということです。 清水区小島町の清水康子さんの住宅では1日午前6時ごろ、蛇口から水が出るのを確認したということです。 断水になってからは給水所やペットボトルの水を使って生活していたということで、清水さんは、「水が出たときは本当にうれしく安心しました」と話していました。 静岡