Published 2023/02/01 19:04 (JST) Updated 2023/02/01 19:21 (JST) 兵庫県内のJR赤字ローカル線の利用促進策を検討する県とJR西日本、沿線自治体などの協議会の会合が1日、県庁で開かれ、事務局を務める県が誘客イベントの充実といった今後の対策を報告した。JR西の国弘正治兵庫支社長は「ノスタルジーでなく現実直視で、現状維持でなく未来志向で本質的な議論の開始をお願いしたい」と内容に苦言を呈した。 JR西は昨年4月、利用者が少ない赤字路線の収支を初めて公表。兵庫県内関連では山陰線、加古川線、姫新線、播但線の4路線6区間が対象となった。 この日報告された対策は、利用者にローカル線への愛着を深めてもらうための活動や、駅周辺の活性化など。