【読売新聞】 北総鉄道(千葉県鎌ヶ谷市)は23日、株主総会を開き、2023年3月期の決算を報告した。最終利益は17億5800万円で、23期連続の黒字を達成した。高運賃の原因とされ、ピーク時に447億円(2000年3月期)に上った累積
全国津々浦々をつなぐ鉄道網。この社会に欠かせないインフラには、各所に新潟県で生み出される製品や技術が使われている。車両に部品、線路の建設…。新潟県は複数の異なる新幹線路線が走るなど、鉄道との縁も深い。国内はもとより海外の鉄路をも支える、ニイガタ発の匠(たくみ)の技を見ていきたい。=7回続きの1 【2023/05/23】 アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)の首都キンシャサと港湾都市マタディを結ぶ約360キロの線路を、1両のディーゼル機関車が客車をけん引し、往復している。コンゴ国旗の水色と黄色、赤を基調とした塗装が施され、側面には日本国旗が描かれている。 製造したのは、特殊車両を製造販売する極東開発工業(大阪市)傘下の北陸重機工業(新潟市東区)。機関車のほか、架線作業車や軌道モーターカーなど、鉄道の維持管理に欠かせない車両を幅広く手がける鉄道車両メーカーだ。 北越重機工業がコンゴの運輸港湾公社に
リニア「実現に全力」 JR東海総会 株主、要望相次ぐ JR東海は23日、名古屋市で定時株主総会を開いた。同社のリニア中央新幹線計画で当初予定の東京・品川-名古屋の2027年開業が困難な状況になっていることについて、宇野護副社長は「将来の日本にとって不可欠で、全国から早期実現を強く期待されている。全力で取り組んでいく」と強調した。株主からは早期開業を要望する声が相次いだ。=関連記事5、24面へ 静岡県は大井川の流量減少を懸念して静岡県内工区の着工を認めていない。宇野氏は「地域の方々の懸念が解消できるよう、双方向のコミュニケーションを進めていく」と話した。 また、リニアが全線開業すれば東海道新幹線のダイヤに余裕ができ、「ひかり」が増える余地ができると説明。全17駅ある新幹線駅のうち6駅が静岡県にあり「最も利便性の向上を受けるのが静岡県ではないかと考えている」と述べた。 会社側は4月に社長に就任
JR小浜線松尾寺駅(京都府舞鶴市吉坂)周辺で地域住民や学生による清掃活動が6月17日に行われ、草刈りや駅舎の窓拭きに汗を流した。 松尾寺駅の旧本屋は1922年に建てられ、国登録有形文化財に指定されている。清掃活動は駅舎を管理するNPO法人「駅舎と共にいつまでも」が毎年2回実施しており、近隣の住民や舞鶴工業高等専門学校(同市白屋)の学生ら約120人が参加した。 参加者は午前8時半から約1時間半、駅舎周辺の雑草を草刈り機で刈り取ったり、旧本屋の天井のほこりを落としたりした。学生の一部は約2キロ離れた学校から歩いてゴミを拾いながら合流した。 小浜線沿線の活性化に取り組む「小浜線PRプロジェクト実行委員会」委員長で舞鶴高専2年の名倉時春さん(17)は「101年目を迎える駅舎をきれいに、趣のある形で残していきたい」と話していた。
つくばエクスプレス(TX)の県内延伸先が23日、「土浦方面」に決定した。延伸実現にはまだ課題が残るものの、地元からは「夢へ一歩前進」と歓迎の声が広がった。延伸4方面案の一つで、茨城空港への接続を望んでいた小美玉市も今後に望みをつないだ。 JR土浦駅の利用者などからは同日、土浦方面への延伸について歓迎する声が聞かれた。 つくば市へよく遊びに出かけるという県立高1年、杉山廉さん(15)は、延伸が実現すれば「土浦とつくばを行き来しやすくなる」と声を弾ませる。同駅を利用する萩原慎之亮さん(30)、長谷川景哉さん(32)の2人も「土浦の活性化につながれば」と期待を寄せた。 つくば市民も歓迎ムードだ。会社員の亀山楓さん(28)は、実家がある水戸市へ帰省する際、TXで都心まで出てからJR常磐線に乗り換えているという。「時間がかかっていたので、延伸は助かる」と話した。 土浦市で延伸の旗振り役を果たしてきた
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