【留萌】市は市内の見晴公園で展示している蒸気機関車(SL)のD61を道の駅るもいに移設する方針を決めた。観光エリアとして整備が進む道の駅に移すことで、全国の鉄道ファンらにアピールするのが狙い。本年度は運搬手段や費用などの調査を行う。...
【留萌】市は市内の見晴公園で展示している蒸気機関車(SL)のD61を道の駅るもいに移設する方針を決めた。観光エリアとして整備が進む道の駅に移すことで、全国の鉄道ファンらにアピールするのが狙い。本年度は運搬手段や費用などの調査を行う。...
厳しい経営状況が続き新たな体制に移行した「近江鉄道」について、三日月知事は会見で、「地域の活性化に資するモデルにしたい」という考えを示したうえで、近江鉄道を傘下に置く西武グループとも連携を深めていく方針を明らかにしました。 県東部を走る近江鉄道は赤字経営が続き、鉄道を存続させるため、今月(4月)1日から▼県や沿線自治体でつくる団体「近江鉄道線管理機構」が線路や駅などを保有する一方、▼近江鉄道が列車の運行を担う「上下分離方式」に移行しました。 これについて三日月知事は9日の会見で、「公共交通がよくなればまちの活性化に資するというモデルを、滋賀から全国に発信したい」と述べ、利便性やサービスの向上でにぎわいの創出を目指す考えを示しました。 そのうえで、近江鉄道を傘下に置く西武グループを束ねている「西武ホールディングス」と、観光振興などの分野で連携を深めていく方針を明らかにしました。 また、近江鉄
岡山ー出雲市駅間を走るJR山陰線・伯備線の特急やくもの新型車両273系が6日デビューした。42年ぶりの新型車両の導入に加え、国鉄時代から活躍する381系電車が引退することから、8日は歴代車両が並ぶ見学ツアーが開かれ、参加者のみが乗車できる専用列車も走った。全国の鉄道ファンでにぎわった数日間を振り返る。 (政経部・石倉俊直) 疾走し岡山へ向かう「スーパーやくも」編成。窓上の赤字のロゴマークが目を引く=出雲市内 新型車両デビュー前日の5日は、2023年2月にリバイバル塗装で復刻した381系「スーパーやくも」編成の運行最終日だった。 紫色の独特な塗装で復活直後はファンの間で話題となり、最終日が近づくにつれて沿線や駅は最後の雄姿を撮影するギャラリーでにぎわった。 桜が見頃を迎えた玉湯川の鉄橋を渡る出雲市行きのスーパーやくも。運行最終日の5日は多くの鉄道ファンが訪れた=松江市玉湯町湯町 やくもより停
広島県庄原市の木山耕三市長は8日、鉄道網の維持、存続を訴えて中国地方の計30市町に郵送したアピール文に対し、同日までに岡山県内の5市町から賛同の文書が届いたことをこの日の定例記者会見で明らかにした。
大井川鉄道(本社・島田市)は9日、6月8日~12月25日に蒸気機関車(SL)「きかんしゃトーマス号」を運行すると発表した。区間は大井川本線の新金谷ー川根温泉笹間渡間に拡大する。 大井川を渡るきかんしゃトーマス号=島田市川根町(大井川鉄道提供) 2022年9月の台風15号被害による一部区間運休で、23年は新金谷―家山間の運転だった。川根温泉笹間渡までの延伸再開に伴い、およそ2年ぶりにトーマス号が大井川本流を通過する。 往復乗車に加え、ツアー客の利用を想定した復路の家山駅での降車、家山―新金谷間の乗車の3パターンを用意した。車内アナウンスも一新した。期間中の週末を中心に運行する。 バスのバーティーの乗車を組み込んだツアーなども用意している。井川線ではきかんしゃトビー号を運転する。新金谷駅前プラザロコ売店内にトーマスの大型プラレールコーナーも設けた。千頭駅のサテライト会場にはヒロやパーシー、ジェ
滋賀県東部を走る近江鉄道が4月から鉄道の運行と保有を分ける「上下分離方式」に移行し、6日には「再出発」を祝う式典が開かれた。近江鉄道は設備保全にかかる莫大な負担を免れ、鉄道部門の赤字は表面上、解消する。だが、沿線の人口減という根本問題は残り、独り立ちできるメドは立たない。荒波への船出を同県の三日月大造知事は「辛苦」と表現した。6日に米原市で開かれた式典には所属する西武グループや、所管の国土交通
●待ち時間長いが… 並ばなくてもOK JR西日本は今月から、金沢駅の切符売り場「みどりの窓口」に整理券を試験導入した。新型コロナの収束後、鉄道需要の回復に伴って平日でも長蛇の列ができていたが、整理券を入手すれば並び続ける必要がなくなり、利用客からは「待ち時間を有効活用できるようになった」と歓迎の声が聞かれる。ただ、手続きまでに要する時間は従来と変わっておらず、「窓口そのものを増やしてほしい」との不満もくすぶる。 ●不満の声も 金沢駅のみどりの窓口では、1年ほど前から混雑が目立つようになり、利用者が1時間以上列に並ぶことも珍しくなかった。今年3月には北陸新幹線が延伸し、敦賀での乗り換え切符の買い方を尋ねる客が増加。JR西は混雑緩和のため、4月2日から整理券システムを取り入れた。 整理券は、みどりの窓口に設置された発券機から受け取れる。銀行や飲食店などと同様、順番が近づくと番号がモニターに表示
電車運行の安全性を向上させるため、運転士にサングラス(遮光レンズ付きの保護メガネ)の着用を認める鉄道会社が増えている。神奈川県内では2020年に小田急電鉄が使用を認め、京急電鉄、東急電鉄、江ノ島電鉄、JR東日本の各社に広がっている。日光のまぶしさを軽減させ前方を確認しやすくなる効果があるが、各社が気にしているのは乗客に与える威圧感。乗客の目に付きやすいホームを歩く際に、はずすなどの配慮をしている。 「ホーム上では使用しない」ルール 江ノ島電鉄では今年1月から1カ月間程度、希望する運転士を対象に着用を試験的に認めた。
JR木次線の観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」(昨年11月引退)の後継として、山陰線を走る観光列車「あめつち」が7日、木次線に乗り入れて運行を始めた。島根県雲南市の木次駅であった記念イベントでは、列車を一目見ようと多くのファンが詰めかけた。
東海道新幹線などの日本の新幹線システムは、政府の後押しも受けて海外に渡っている。3月中旬、台湾・台北市を訪れた。同市中心部の駅に、白にオレンジのラインをまとった台湾高速鉄道(台湾新幹線)の車両が入ってきた。通勤客やスーツケースを抱えた旅行者らが整然と並び、列車に乗り込む。日本と変わらない光景がそこにあった。2007年開業の台湾新幹線は、日本の新幹線技術を海外で初めて採用した。専用軌道と自動列車制御装置(ATC)で衝突の危険性を回避し、「乗客の死亡事故ゼロ」「平均遅延時間は約4秒」など、日本と変わらない高い安全性や定時運行を実現している。台湾新幹線の23年の旅客数は1日あたり約20万人と、コロナ禍前の18年度の山陽新幹線(約21万人)に匹敵し、台湾社会に根付いている=中部支社経済グループ 杉本要撮影 2024年4月8日公開
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