3月の半ばぐらいから、ブータンも春の陽気です。 町のいたるところで、人の背丈ほどの桃の木が、ピンク色の花をつけています。 道路の脇、民家の庭、山の茂み・・・。 あらゆるところに、ピンク色の花が点在して見えます。 足元には、クローバーやタンポポが咲いています。 とってもかわいらしい、のどかなブータンの春です。 さてさて、そんな中でも、ひときわ目を引くのが、 タシチョゾンと呼ばれるティンプーのお城の前にある、二本の梅の木。 タシチョゾンには官庁も入っているので、 私も仕事でちょくちょく行くのですが、 その目の前にある梅の木は、とても不思議です。 それが、これ。 そう、見ての通り、一本の木に紅色の花と白い花が両方咲いているのです。 初めて見たとき、「え!?」とわが目を疑いました。 どうなっているのだろう。 ひょっとして、接ぎ木なのかな? でも近くに寄ってみると、このとおり。 一本の枝から、紅と白