京都大学は28日、宇宙空間に太陽光パネルを広げて地上にエネルギーを送る「宇宙太陽光発電」の実証実験施設が完成したと発表した。実現の大きなカギを握る、エネルギーを無線で遠隔地へ送る技術の実証施設としては世界最大規模という。今後普及が進むと期待される電気自動車を、コンセントを使うことなく充電する技術の開発にも利用できるとしている。宇宙太陽光発電はロケットで打ち上げた太陽光パネルを使う。発生した電気
京都大は11日、山中伸弥教授の研究グループが世界で初めて開発した、さまざまな臓器や組織の細胞になることができるiPS細胞(人工多能性幹細胞)の基本技術に関する特許が、米国でも成立したと発表した。国内ではすでに作製技術などに関する特許が3件成立。国外でも今年7月に成立した欧州での特許に続く7番目の成立となるが、医療大国・米国での特許成立により、iPS細胞関連の研究で、京大の主導権は確固たるものとなった。 今回認められたのは、iPS細胞の基本技術に関するもので、特定の4つの遺伝子のうち、2つか3つの遺伝子を細胞に注入してiPS細胞をつくる技術。平成20(2008)年6月、米国特許商標庁に出願し、今月5日付で登録決定が通知された。 今回の特許では、欧州特許と同様に性質や機能が似ている遺伝子であればすべて「ファミリー」とみなされ、特許権の範囲に含まれた。欧州特許では認められた、遺伝子から生まれたタ
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