尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(70)が4月8日、公式ブログに「いじめで辛い時は『学校休んでいいんだよ…』」などと投稿した。 2014年度の自殺対策白書によると、新学期が始まる4月は自殺する児童生徒が多い。特に8日と11日は、夏休み明けの9月1日に次いで、自殺する子の人数が多い日の上位2〜3番目となっている。
などと暴言を吐いたことが伝えられている。 発端は、東京電力福島第一原発事故で今も帰れない自主避難者について、国が責任を取るべきでは、との記者の問いに対して、今村大臣が 「本人の責任でしょう。(不服なら)裁判でも何でもやればいいじゃないか」 と発言したことだった。 この後、記者と大臣の間で口論になり、大臣は冒頭で紹介した言葉を残した上で、会見を一方的に打ち切って退出している。 最近は、こういうことが起こると、即座に動画が出回る。 YouTubeで「復興大臣」を検索すると、7分ほどの会見の動画がヒットする(こちら)。 見ると、最後の1分ほどのところで、大臣は、 「なんという君は無礼なことを言うんだ」 「撤回しなさい」 「二度と来ないでください君は」 「うるさい」 と、強い口調で記者を叱責している。 この時の模様は、いくつかのテレビ局からニュース映像として配信されている。 なお、書き起こしのテキ
卒業シーズン。子どもが持ち帰った学校だより3月号は、6年生の将来の夢が特集されており、121名の子どもたちの夢が書かれていた。「サッカー選手」「サラリーマン」「水族館でイルカショー」「インテリアコーディネーター」「ノーベル賞」「パティシエ」「金融マン」「ピアノの先生」「獣医」「映画監督」「保育士」など、思い思いの夢が並ぶ中で、目を引いたものがあった。 「人を楽しませるユーチューバーになる」 以前、大阪の小学校で夢についてのアンケートでYouTuberが3位にランクインしたという話があったが、YouTuberになりたい小学生は現実にいることがわかる。さらに見ていくと、以下のようなものも見つかった。 「ゲーマーになりガッポガポ稼ぐ」 プロゲーマーを指しているのか、ゲーム実況動画を配信しているYouTuberを指しているのかはわからないが、いずれにしろ小学生の中でYouTuberやゲーマーが仕事
[Alex Tabarrok, “Egalitarianism versus Online Education,” Marginal Revolution, September 20, 2016] 司法省がUCバークレー校に書簡を送って脅しをかけた (pdf).アクセス可能性の諸条件を満たすように同大学の無料オンライン教材を改変しないかぎり,裁判を起こすというのだ.これに対して,教務部長はこう書いている: (…)我々は,無料のオンライン・コンテンツをできるかぎり広く世の中の人々が利用できるようにつとめてきた.しかし,先日,司法省は本学が「アメリカ障害者法」(Americans with Disabilities Act) に違反していると断定した.その理由は,司法省の見解では,UCバークレー校が特定のオンラインプラットフォームで利用できるようにしている無料コースおよび講義のなかに聴覚・視覚
いじめの話題は扱いにくい。 このことは、原稿を書いて読み返す度に、いつも思い知らされる。理由は「いじめ」という単語にやっかいな多義性が宿っているからだと思う。 いじめは、辞書的な意味では、「自分より弱い立場にある者を、肉体的・精神的に苦しめること」(大辞林)ぐらいになる。私たちが「いじめ」という言葉に抱くイメージは、もう少し複雑だ。というよりも、いじめ被害者(またはその経験者)と、いじめ加害者(および傍観者)では、同じ言葉を通して思い浮かべる景色がかなり違っている。 だから、この言葉を痛みを伴った感情とともに思い浮かべる人々と、そうでない人々の間では、話が噛み合わない。 実例を見てみよう。紹介するのは、自民党選出の参議院議員、中川雅治氏の公式ホームページに掲載されていた文章だ。 「掲載されていた」と、過去形を使ったのは、当該のホームページが既に消滅しているからだ。 ホームページの中の「教育
連載の前々回(「想像のはるか上を行く大学『大衆化』のインパクト」 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/46996)および前回(「ガラパゴス?日本独自の道をたどった大学『大衆化』」 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47232)の寄稿では、2000年代に入って以降、日本の大学がおしなべて「大衆化」の衝撃に見舞われ、さまざまな困難や教育的対応に苦慮する事態に直面したこと、しかも、その際の大学の「大衆化」のあり方は、きわめて特殊日本的な構造を形成したがゆえに、日本の大学教育の困難を増幅したことについて述べた。 そうした事態への対応として登場したのが、他ならぬ「初年次教育」である。今回は、この初年次教育の実態が、どうなっているのか、それが、期待された通りの教育的な効果を上げているのかどうかに迫ってみたい。 初年次教育の「
政府は、今月中にとりまとめる「ニッポン1億総活躍プラン」で、大学生らを対象にした返済不要の「給付型奨学金」の創設について「課題を踏まえて検討を進める」と明記するにとどめ、導入を先送りする方針を固めた。自民、公明両党が均等な教育機会の確保に向けて「給付型」の創設を求めていた。年末の予算編成で改めて判断することになりそうだ。 国の奨学金事業には有利子・無利子の「貸与型」しかない。日本学生支援機構の奨学金制度を利用している学生は無利子で約47万人、有利子で約84万人に上り、大学生の2人に1人は何らかの奨学金を受けている。非正規など不安定な雇用のため、経済的に困窮する若者が増加する背景もあり「給付型」の創設に対するニーズが高まっていた。 ただ、対象範囲の線引きが難しいことや恒久的な財源が必要なこともあり、今回は判断を見送る方針だ。 プランには、同一労働同一賃金法制の実現や保育士、介護士の処遇
日本ではほぼ駆逐された「自治寮」という形態を未だ保ち続ける学生寮界のシーラカンスであり、寮生以外の京大生からは「あそこはヤバイ」「東南アジアのスラムっぽい雰囲気」などとボロクソに言われている場所です。 最近では公安警察を逆に捕まえるなどの業績(?)を残した学生の出身寮などとも言われている吉田寮ですが、実は僕、かなりの期間あそこで生活していたことがあります。
お金が足りないから借りたい、でも… 「カードローンおすすめが知りたい」 「自分はカードローンで借りられるのか不安」 「カードローンを契約したいが種類が多すぎて選べない」 こんな悩みはありませんか?お金が必要なときはとても不安な気持ちでいっぱいになりますよね。 この記事では、カードローンの選び方と、どんな人におすすめなカードローンなのかを紹介します。ぜひ最後まで読んで、自分にあったカードローンを探してください。 カードローンは4つのポイントで選ぶ 数多くの金融機関や賃金業者がカードローンを取り扱っており、どのようにカードローンを選ぶか考える必要があります。 おさえておきたいポイントを3つ紹介するので、しっかりと覚えてカードローン選びの参考にしてください。 即日融資が受けられるかどうか すぐにお金が必要なときは借りるまでスピーディーな対応ができるカードローンを選びます。 大手消費者金融系カード
ゲーム専用? 日本の学生が自分のパソコンを所持する割合は、欧米諸国に比べると格段に低い baona-iStockphoto パソコンが普及した90年代以降に成長した世代を「デジタルネイティブ」と呼ぶ。しかし、これに該当するはずの日本の学生のパソコンスキルが、実は先進国の中でも最低レベルだということは余り知られていない。 内閣府が2013年に実施した『我が国と諸外国の若者の意識に関する調査』では、7か国の若者に対し、パソコンやスマホといった情報機器の所持について尋ねている。10代の若者の所持率を国別に出すと、次の<表1>のようになる。最も高い国は赤字、低い国は青字で表示した。 日本は携帯ゲームの所持率は最も高い。しかし他の4つはいずれも最低だ。とくにパソコンの所持率が、欧米諸国に比べて格段に低い。自分専用のノートパソコンを持っている割合は43.3%、デスクトップパソコンは2割にも満たない。
共働き家庭などの小学生が放課後を過ごす「学童保育」(放課後児童クラブ)を利用する子が5月1日時点で101万7429人になり、初めて100万人を超えた。全国学童保育連絡協議会が7日、発表した。一方、学童保育に申し込んだのに入れなかった待機児童は、調査を始めた2003年以降で最多の1万5533人だった。 調査は全国の1741市区町村に同協議会が実施。学童保育の数は昨年より3445カ所増えて、2万5541カ所となった。定員増に加え、昨年の厚生労働省令で1カ所あたりの定員が40人程度と定められ、大規模な学童保育を分割する自治体が増えたことが背景にあるという。 利用する児童数は昨年同時期より8万3894人増えたが、待機児童の数も6418人増加。待機児童は東京都(2870人)や兵庫県(1297人)が多い。同協議会によると、4月に始まった子ども・子育て支援新制度で学童保育への補助が拡充されたことなどを受
●Tyler Cowen, “Class size doesn’t matter much”(Marginal Revolution, September 19, 2003) OECD(経済協力開発機構)の研究によると、学級規模(1クラスあたりの生徒数)を縮小しても――クラスの少人数化を推し進めても――、生徒の成績は大して改善されないらしい。教育問題を専門とするブロガーのジョアン・ジェイコブズ(Joanne Jacobs)のコメントはこちら。学級規模は、生徒の成績に影響を及ぼす要因としてはそれほど重要じゃないという結果はこれまでにも得られているが[1]訳注;学級規模の縮小に伴う効果を検証した先行研究をサーベイしている日本語の記事として、次の記事を参照されたい。 ●畠山勝太, … Continue reading、ダグラス・ウィルムス(J. Douglas Willms)(pdf)が率いた今
いじめの話題は扱いにくい。 このことは、原稿を書いて読み返す度に、いつも思い知らされる。理由は「いじめ」という単語にやっかいな多義性が宿っているからだと思う。 いじめは、辞書的な意味では、「自分より弱い立場にある者を、肉体的・精神的に苦しめること」(大辞林)ぐらいになる。私たちが「いじめ」という言葉に抱くイメージは、もう少し複雑だ。というよりも、いじめ被害者(またはその経験者)と、いじめ加害者(および傍観者)では、同じ言葉を通して思い浮かべる景色がかなり違っている。 だから、この言葉を痛みを伴った感情とともに思い浮かべる人々と、そうでない人々の間では、話が噛み合わない。 実例を見てみよう。紹介するのは、自民党選出の参議院議員、中川雅治氏の公式ホームページに掲載されていた文章だ。 「掲載されていた」と、過去形を使ったのは、当該のホームページが既に消滅しているからだ。 ホームページの中の「教育
高校野球100年8月6日、今年も全国高等学校野球選手権大会、いわゆる夏の甲子園が開幕します。早稲田実業の1年生・清宮幸太郎や、地方大会を27イニング防御率0.00で投げ切った東海大相模の小笠原慎之介など、注目選手が多いのも特徴です。3日には組み合わせ抽選会もおこなわれ、いよいよ地方大会を勝ち抜いた49校が日本一をかけて闘います。そんな今年は、高校野球にとっては節目の年でもあります。1915年に前身である全国中等学校優勝野球大会が始まって、ちょうど100年なのです。 しかし、そうした夏の甲子園はこれまで多く批判されてきました。そのもっとも大きな問題点は、投手の酷使です。真夏の炎天下で選手は連日の試合を余儀なくされます。なかでも投手の連投は、国内外から強く問題視されています。 現状の15日間の日程で決勝まで進んだチームは、3回戦から決勝までの4試合を5~6日間で闘うことになります。2013年(
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