中国テレビ首位のハイセンス(海信)、破格の低価格で世界を猛攻!(1) - 12/03/23 | 00:03 小売り業界の巨人・米ウォルマートとの取引は製造業にとって大きな成長機会につながる。その家電売り場で2011年から、見慣れぬテレビブランドが棚の一角を占めるようになった。中国の最大手、青島海信電器(ハイセンス)だ。 55インチのLED搭載液晶テレビが848ドル(6万7840円)と、同クラスのソニー製品の4割、サムスン電子と比べても半額だ(ウォルマートの通販サイトの価格)。巨大販路の中でも際立つコストパフォーマンスで着実に消費者の支持を集め、11年7〜9月期には北米シェア上位10社に初めて食い込んだ。 北米だけではない。ロシア、アフリカ、東欧などに積極的に進出。販売台数は極めて少ないが、日本でも一部家電量販店で販売している。8年連続トップシェアという国内の盤石さに海外の成長が上乗せさ