ニホンウナギ資源減少の原因の1つとして,鳥類からの被食リスクを低減する隠れ場所となると考えられる浮き石の,河川改修による減少が挙げられる。本研究では,浮き石による間隙の存在が,本種の生残に影響を与えるかを検証するために,間隙が利用可能な池と利用不可能な池の2群における生残率と肥満度の変化量を比較する実験を行った。その結果,間隙が利用可能な池では供試魚の生残率が有意に高く,浮き石による間隙は捕食者である鳥類から餌として発見される可能性を下げる効果があることが確認された。
ウナギの産卵場とみられる南太平洋でおなかに卵を持った親ウナギを捕獲することに、水産庁などの研究グループが世界で初めて成功しました。ウナギの生態はよくわかっておらず、卵から養殖する技術の開発につながるものと期待されます。 ウナギの多くは、稚魚が黒潮に乗って日本にたどり着き、川で親に成長します。産卵場所は日本の南2200キロと遠く離れたマリアナ諸島周辺とされ、水産庁と水産総合研究センターは、先月から、この海域でトロール船で網を引いたところ、ウナギ8匹を捕獲しました。8匹は雄と雌が4匹ずつで、このうち雌の1匹にはおなかの中に成熟した卵を持っていたということです。ウナギはかば焼きとしてなじみがありますが、その生態の多くは謎に包まれています。 去年の調査で初めて親ウナギ4匹が捕獲されましたが、卵を持ったウナギが捕獲されたのは世界で初めてだということです。ウナギは卵から養殖しても生まれてすぐに死んでし
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