活断層とは、最近の地質時代に繰り返し活動していて、将来また活動すると考えられる断層です。「最近の地質時代」とは、地質時代の最も新しい区切りである「第4紀」をいい、概ね200万年前から現在までのことです。 まず、活断層の代表格に茨城県から熊本県へ日本列島を縦断する大断層の 中央構造線 があります。 九州の中央構造線 は九州中央部では、阿蘇山の下にかくれています。大分県(臼杵)から熊本県(八代)をとおり、甑島(こしきじま)と薩摩半島の間をとおると考えられています。大分・熊本構造線が中央構造線の延長という考え方もあります。 活断層としての中央構造線 現在の日本列島の地殻変動は、およそ200万年前に始まりました。 中央構造線の古傷を利用して、多くの活断層が生じています。 それらを 中央構造線活断層系 と言っています。 その活動のようすは、 地域(区間)ごとに大きなちがい があります。
社団法人日本エレベータ協会は、昇降機事業分野における国内唯一の業界団体です。1947年(昭和22年)に東京で結成した任意団体「エレベータ同業組合」がその前身で、1949年(昭和24年)に東京都の認可によって「社団法人エレベータ協会」が設立されました。よって、2011年(平成23年)で設立62年となる長い歴史を持っています。 今回の聞き手は、日本エレベータ協会の広田順一さん。エレベーターにまつわる「知っておいて損はない豆知識」をたくさん聞けましたよ。 中山 そもそも、エレベーターって全国に何台くらいあるのでしょう? 広田さん おおよその数ですが、エレベーターは70万台、エスカレーターは6万台ですね。エレベーターは毎年2万数千台が新たに設置されています。建物の取り壊しなどがない限り既存のエレベーターが減ることはないので、基本的に増え続けています。 中山 エレベーターの仕組みにはどんな種類があり
浮上したスーパーサイクル説 世界最大級のマグニチュード(M)9・0が襲った東日本大震災。日本ではあり得ないとされた巨大地震は、なぜ起きたのか。この謎を説明する「スーパーサイクル説」を東大地震研究所の佐竹健治教授が提唱、大震災に至る長期的なシナリオが浮かび上がった。東北地方では700年以上の周期で巨大地震が繰り返されていた可能性が高まっている。 大震災の巨大地震は、東北地方が乗っている北米プレート(岩板)の下に太平洋プレートが沈み込み、両プレートの境界面が大きく滑って発生した。震源域は岩手県沖から茨城県沖の広い範囲に及び巨大なエネルギーが放出された。プレート境界は、普段はがっちりと固着してエネルギーをため込み、地盤のひずみが限界に達すると一気に滑って巨大地震を起こす。逆に言えば、地震がよく起きる場所はエネルギーを小出しにして蓄積しないため、一般に巨大地震は起きないとされていた。 今回の震源地
チョップリフター? タケコプター? 物資の空中投下といえばパラシュート、というのが定番。ところがパラシュートだと風に流されやすい上、傘が大きすぎて木や電線にひっかったりと意外と大変。じゃあといって低空飛行すると今度は飛行機やヘリコプター自体が危険になったりしてなかなかうまくいきません。 そこで! じゃじゃ~ん 緊急輸送システム「コプターボックス」! ダンボール製でいかにも夏休みの工作でできそうですが、工夫が色々つまっているんです。ダンボール製だから軽量かつ丈夫、素早く簡単に組み立てできます。投下すると自動的に3枚の羽根が開き回転、小型のパラシュートとあいまって風の影響をあまり受けずに真下へとゆっくりと落ちて行きます。着地時に箱は壊れますが、壊れることで衝撃を吸収し物資を守る設計です。 詳しい仕組は動画でどうぞ。 これがあれば大災害の時、救援物資を空からすぐに送れます。トラック便チャーターよ
【東日本大震災】「津波なんてここまで来るわけがない」 そう言われながら10年かけ作った岩山の手作り避難所、70人の命救う Tweet 1:西独逸φ ★:2011/03/31(木) 06:06:02.71 ID:???0 「津波なんてここまで来るわけがない」。そう言われながら、約10年がかりで岩山に避難所を造った男性がいる。700人以上が死亡した宮城県東松島市で、この場所が約70人の命を救った。 東松島市の野蒜(のびる)地区。立ち並ぶ高さ30メートルほどの岩山の一つに階段が彫られ、登り口に 「災害避難所(津波)」と書かれた看板があった。お年寄りでも上れるように段差は低く、手すりもある。 平らになった頂上には、8畳の小屋とあずま屋、海を見渡せる展望台が立てられていた。 近くに住む土地の所有者、佐藤善文さん(77)が10年ほど前から、退職金をつぎ込んで1人で造った。 「避難場所は家からすぐの場所
東日本大震災に伴う東京電力福島第1原子力発電所の事故を機に、原発をめぐる特定の文書がインターネット上に拡散している。原発の元技術者が危険性を訴えた講演をまとめた文書で、事故後、ブログへの転載が急増した。さながら反原発の“バイブル”と化しているが、原発に詳しい専門家らは「一見して正確性に欠ける。不安をあおっているだけ」と批判、正しい情報の選別を訴えている。 文書のタイトルは「原発がどんなものか知ってほしい」。昭和40~60年代に一級配管技能士として原発で勤務経験があり、各地の原発運転差し止め訴訟にもかかわった故・平井憲夫さん(平成9年死去)が行った講演を市民団体がまとめた。A4版23枚、約2万字にも及ぶ。7年の出版後、少なくとも12年ごろにはネット上に流出したという。 文書は20章から成り、いずれも原発の危険性を誇張した内容が目立つ。事実と異なる情報も多く、《素人が造る原発》という章では「事
98. 福島原発の事故その2 (2011/3/25 書きかけ) 前項が専門的すぎてなんもわからん、という絶賛の声を多数(嘘だけど)いただ いたので、わかるようにかけるかどうかがんばってみます。 98.1. 放射線とか放射能とかって何? えーと、ですね、放射線というのは、電波とか光と同じ光子や、あるいは 電子、ヘリウム原子核等が高速で飛んでいるもののことです。 光子の場合は高速といってもあらゆる光子は全て光速で動くのですが、光子1つ の持つエネルギーと波長(私も良くわからないのですが、量子力学によると粒子 と波は同じ、という例のアレです)に関係があって、エネルギーの高い光子は短 い波長をもちます。光子で非常にエネルギーが低いのが普通の電波で、例えば ギガヘルツ帯(携帯等に使われているはず)では数センチです。目に見える普通 の光は1ミクロン(1/1000ミリ)程度です。原発とかで関係するのはγ
ピンチにひとつになれるのは素晴らしい。しかし天災と人災を一緒くたに論じたり、身の安全が脅かされているのに政府に情報公開を求めないのは不思議だ、理解しかねる。 大地震が起きても大きな混乱を見せない日本人を、海外メディアは「ミラクルだ」と賞賛した。しかし手放しで喜べない。彼らは同時に、政府に対してモノ言わぬ日本人を冷ややかな目で見てもいる。 なんて温かい人たち 「最初に取材に入ったのは福島県でした。郡山市内のホテルに宿泊しましたが、福島第一原発で多くの異常が発生していたため、そのホテルから退去しました。空港に行けば別のホテルを紹介してくれるだろうと、案内係の女性にホテルの情報を尋ねたのですが、どこも泊まれるところはないと言われました。 途方に暮れていると、その女性が『自分の家に泊まってもいい』と拙い英語で声をかけてくれるのです。彼女は夫と子供の3人暮らしで、英語は得意ではないとのことでパソコン
原題:The Fukushima black box 出典:http://www.economist.com/node/21542437 浪江町の町から福島県の沿岸の丘の上まで伸びる道には息を呑むような静けさがある。険しい渓谷を河川沿いに続く狭い道にはカエデがちりばめられている。その風景がどれだけ美しいとしても、その近隣の原子力発電所で起こったメルトダウンが起こった時に8,000人の住民が逃げるための避難路としては最悪だ。 2011年3月11日の地震と津波の翌日、浪江町の住民は、相対的に安全だと思われた津島の離れた村に向かうためにそのつづら折りの道に沿って3時間以上かけて30キロもの行程を移動した。彼らはその時、福島第一原発のゲートから車でわずか10分の距離にしかない浪江町の街よりも遥かに酷い、最悪な放射線のホットスポットの原因となった放射性物質の見えない霧の中に突っ込んでいっていたという
大和ハウス工業は3月31日、可搬式のリチウムイオン蓄電システム「パワーイレ」と太陽光発電パネル(可搬式または固定式)を組み合わせた電源装置「SOLAR STORAGE」の販売を4月1日より開始すると発表した。価格は252万円から。 SOLAR STORAGE 災害や停電などの非常時でも、日中に太陽光発電パネルで作り出した電力を直接リチウムイオン蓄電システム「パワーイレ」に蓄えることができるため、商用電源に頼らない独立電源システムとして利用できる。 パワーイレは、商用電力(AC:交流)を蓄えることができるだけでなく、太陽光発電システムで作られた電力(DC:直流)も蓄えられ非常用電源。地震などが発生した際は、揺れが到達する前に音声と液晶画像で緊急地震速報を知らせる。 太陽光発電システムはシャープ製の産業用太陽光発電システムを架台に載せて自由に移動できる可搬式タイプ、屋外に常設できる固定式タイプ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く