熟練者も戸惑うVistaネットワーク 誰だって、ネットワークトラブルは避けたいもの。原因を特定しづらいトラブルに巻き込まれ、出口の見えない“迷路”から抜け出せなくなることがあるからだ。結果、解決までに膨大な時間と労力を消費してしまう。 Windows Vistaの登場によって、今後ネットワークに関するトラブルは少し複雑化するかもしれない。機能、操作方法ともにWindows XPから大きく変わったことで、これまでに培ってきた「常識」や「ノウハウ」が通用しない可能性があるからだ。「ネットワークのことはよく分かっている」と自負する熟練者も侮ることはできない。 本特集では、VistaとXPを比較しながらWindowsのネットワーク機能を説明していく。トラブルに正しく立ち向かうには、新たに出現したOSの挙動や内部構造を知ることから始めるしかない。まっさらな心で、読み進めてほしい。 Windowsネッ
これまで,Windows Vistaの文字の扱いに関する事柄を何度か取り上げてきた。同じキャラクタ・コードで,Windows XPのときと文字の形が変わったり,Unicodeでしか扱えない文字があったりするという話題だ。今回は,エンコーディングについて考えてみたい。 これまでの記事でも書いてきたが,文字処理とエンコーディングに関する問題は,何もWindows Vistaに始まったわけではない。Windows XPやWindows 2000など,既存のWindowsでも同様だ。例えば,「鴎」の旧字である「シナカモメ」は,Unicodeでしか扱えない文字だが,Windows XP以前のMS-IMEでも入力できる。石鹸の「鹸」の旧字もそうである。これらの文字を扱うには,アプリケーション・ソフトが,文字列をUnicodeで処理しなればならない。シフトJISに変換した瞬間に,文字情報が無くなってしま
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JIS C 6226が最初に制定されたのは1978年。6802字を収録した漢字コードとして制定され,規格票の例示字体は写研の石井明朝体で印刷された。ところがJIS C 6226は,1983年に改正された際,漢字300字の字体を変更した。この改正で「同じ文字コードでも違う字が表示されてしまう」という現象が頻繁に起こった。いわゆる「83JIS改正の悪夢」だ。 さらにJIS C 6226は,1987年にJIS X 0208という名前に変わっているが,このときには規格そのものの変更は一切おこなわれていない。次の1990年の改正では,規格票例示字体を平成明朝体に変えたので,1983年版とは微妙に字体が変わってしまった。これに懲りて,1997年の改正では,規格票例示字体は一切いじることなく,字数も全く変更せず,あくまで規格そのものの明確化につとめた。 一方,1990年にはJIS X 0212(補助漢字
画面1 オンライン・ストレージ・サービスで「対象をファイルに保存」を実行して表れるダイアログで「予算.txt」が文字化けしたところ マイクロソフトが提供するInternet Explorer 7(IE7)に,日本語ファイル名が化ける不具合があることが明らかになった。オンライン・ストレージ系サービスでファイルをダウンロードするときやWebメールで添付ファイルをダウンロードするときなどに発生する。文字化けするのは,特定のルールに当てはまる複数の文字で,例えば「予算.txt」というファイル名が「誉算.txt」になる。マイクロソフトによると,Windows XP Service Pack 2版およびVista版の両方のIE7で発生する。 Windows XP SP2版IE7で,四つのオンライン・ストレージ系サービスで試したところ,「Yahoo!ブリーフケース」「デジタルトランクサービス」「Inte
「どこでどういった問題が起こるのか分からない。まさかデータベースが壊れるということはないと思うが」――。国内大手ベンダーの幹部は不安そうに話す。この幹部が懸念するのは、Windows Vistaで採用された新文字セットの情報システムへの影響である。別の大手ベンダーのシステム構築部門も、「情報システムのクライアントとしてVistaを見た場合、最大の問題は日本語の文字セットだ。現在、共通の基盤技術セクションで影響を調査している」という。 企業向けVistaの出荷開始を目前に控え、Vistaの新文字セット採用が大きな問題として浮上してきた。 Windows Vistaは、新しい文字セットに関するJIS規格「JIS X 0213:2004」に準拠した日本語フォントを標準で搭載する。これにより、既存の漢字のうち122文字の字形が変更になり、約900文字の漢字、約200文字の非漢字(英語の発音記号や記
11月30日に企業向けには出荷が始まったWindows Vista。そのVistaで,“文字化け”が起こるらしい。文字化けといっても,Webアクセス中にたまに見かける全く読めない文字の羅列になることはほとんどなく,その多くは似た文字が表示される程度である。ここでは,本来表示されるべき文字の形が少し違ったものが表示されるケースも“文字化け”として扱う。 Microsoftは,Windows 98日本語版の発売以来,Windows 2000,Windows Me,Windows XPまでCP932(本名はWindows Codepage 932,いわゆるMS漢字コード)とJIS X 0212をサポートしてきたが,最新のWindows VistaではJIS X 0213に乗り換えた。いや,乗り換えたというのは,ちょっと語弊がある。CP932とJIS X 0212に加えて,JIS X 0213もサ
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