大手食品加工メーカーのカゴメ(名古屋市)は、福島県内で今年度の加工用トマトの契約栽培を見送り、契約農家に本来払う金額の3分の1を支援金として支払うことを決めた。同社の西秀訓社長が、25日の決算会見で明らかにした。 福島県内の契約農家は約140戸。支援金の支払額は未公表だが、同社の損壊した工場の復旧にかかる費用なども含めて、2011年3月期連結決算に、特別損失として32億円を計上した。 加工用トマトは例年、4月下旬から作付けに入る。だが、露地栽培のため、放射性物質について「作物への影響が分からない」(西社長)という。まずは、農家の生活をつなぎ、今年度は同県内で試験栽培を実施する。安全性を確認したうえで、来年度からの栽培再開を目指す。 カゴメがこの日発表した11年3月期連結決算は、売上高が前期比5.4%増の1813億円だったが、震災の影響で純利益は同17.0%減の24億円にとどまった。1
わりとクソな会社で働いているなかで、唯一やりがいのある仕事だと感じている仕事、胸を張れる仕事がお年寄りや障害をもつ方に食事を提供するビジネスで、あまり利益をもたらすビジネスではないせいか、忌々しい部長は、「あんな陰気な商売」「たいして儲からない」と、ことあるごとに文句をいっているのだけど、昨日、営業で同行した、とある施設で、お年寄り向けに食べやすく加工調理した食品を施設側の人に試食してもらう際に「こんなゲロみたいなもの、俺は食べられない」と言い放ったのには、本気で頭にきた。 それほど大きな声ではなかったが狭い部屋で試食していたのでその場に居合わせた人の耳には届いたはずだ。相手の人も、聞こえないふりをしてくれたけれど、明らかに、一瞬目を見開いていた。部長は問題のある人間だとは思っていたけれど、それは幼稚っぽさからくるもので根っこの部分は腐っていない人間だと僕はどこかで信じていたので、今回の裏
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「パンク」という表現は、物流業界ではそう簡単には使えない。責任問題の避けられない、オペレーションの決定的な失敗を意味するからだ。それが「ゆうパック」で7月1日に発生した。 日本郵便は7月6日時点で、34万4000個に半日から1日程度の遅れが出たと発表しているが、これは正確には方面別仕分けを行うターミナル時点で確認できた遅延のみであり、最終的な配達の遅れがそんなレベルでないのは明らかだ。 これだけ大規模な宅配便のバンクとなると、今からおよそ10年前の2000年のお歳暮時期に、日本通運のペリカン便が最大数週間の遅延を発生させて以来のこととなる。 10年前の教訓を活かせず この遅延に先立ち日通は、ヤマト運輸や佐川急便に大きく水を空けられていた宅配便
スズキが11日発表した2009年3月期の連結決算の最終損益は、前期比65.8%減の274億円の黒字となった。本業のもうけを示す営業利益も、同48.5%減の769億円。トヨタ自動車が営業赤字に転落するなど各社が苦しむ中、不況時における強さを印象づけた。ただ、10年3月期の連結業績予想は為替を1ドル=90円と円高を想定し、最終黒字予想を50億円と絞った。実質的な黒字ゼロを見込むことで社内の危機感を高め、どれだけ販売を上積みできるか。昨年末、社長に再登板した鈴木修会長の手腕にかかっている。 ≪熟練の経営手腕≫ スズキの09年3月期決算の売上高は、前期比14.2%減の3兆48億円。国内では主力の軽自動車などの販売が堅調だったため、同1.6%減の微減にとどまったものの、北米向けの二輪車や四輪車が落ち込み、足を引っ張った。10年3月期連結決算予想は、売上高が前期比23.5%減の2兆3000億円で、
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