クリスマスな日に何だか目に入ってしまったニュース。 ジェラールは、富裕層の所得税率を75%とするフランス大統領フランソワ・オランドの政策に大きな不満を覚え、ならば国を出てやろうと思ったようだ。ジェラールはパリに所有する10ベッドルームの豪邸を5,000万ユーロ(約55億円 1ユーロ110円計算)で売りに出しており、フランスのパスポートも放棄するとまで言っている。 CINEMATODAY フランス人俳優のジェラール・ドパルデューが、フランスの増税に憤慨し、ベルギーに引っ越すことを表明したということらしいのですが、アメリカもオバマが富裕層に対する課税の強化を打ち出していますし、何だか世界中で増税がブームみたいですね。日本はどうなんでしょうか。 日本は戦後ほぼ一貫して所得税率は右肩下がりで、人的控除を中心とした各種所得控除も手厚くなるばかりだったのですが、ここ数年で一気に逆流が始まりました。