古典的な経営理論を批判する異色の経営学者、ヘンリー・ミンツバーグ教授。欧米ではピーター・ドラッカーと並び称される経営学の大家である。氏が考案した「リフレクション・ラウンドテーブル」(グローバルでの呼称は「コーチング・アワセルブズ」)は、自らの経験を題材にして実践と学びを融合させたミドルマネジャー向けの経験学習で、多くの国の企業で導入されている。 そのミンツバーグ教授が来日し、日本でコーチング・アワセルブズのファシリテーターを務めるコンサルティング会社・ジェイフィールが開催した「リフレクション・ラウンドテーブル スペシャルイベント【ミンツバーグ教授と語る】」に登場したのは、去る2月19日。当日は、企業の経営者・マネジャーらが多数参加し、教授が提唱する「コミュニティとして組織を再生する」をテーマに、組織の変革について、自由闊達な対話が行なわれた。 イベント後、インタビューに応じてくれたミンツバ