バス運転手 不適切発言「盲導犬を乗せるのは嫌だ」 盲導犬を連れてバスに乗った岡山市の視覚障害者の女性に、男性運転手が「乗せるのは嫌」など不適切な発言を繰り返したとして、関西盲導犬協会(京都府亀岡市)が岡山県バス協会とバス会社に改善を申し入れていたことが1日、分かった。 盲導犬協会によると、女性は2月、路線バスに乗車中、運転手から「車内が犬の毛で汚される」と言われた。女性の相談を受けた盲導犬協会が、改善を県バス協会に要請。バス協会は加盟各社に盲導犬への理解を求めた。 しかし女性が5月に乗車した際にも、同じ運転手が「犬を乗せるのは嫌だ」と発言。再び相談を受けた盲導犬協会が、県バス協会とバス会社に改善するよう口頭で申し入れた。 身体障害者補助犬法は、バス会社など公共交通機関が盲導犬同伴での乗車を拒むことはできないと明示している。 バス会社は「事実関係が確認できていないのでコメントは控える