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+神話に関するmallionのブックマーク (148)

  • ロウドリルが動物を描いた話その1 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●「Anaxial's Roster」に載っていたペローリア地方の神話です。大地の火の神ロウドリルが動物たちをつくった経緯が説明されています。 ●ロウドリル(Lodril)はすさまじい炎として、深い大地から飛び出しました。世界は不毛で空虚、そしてすべてが同じに見えました。ロウドリルが最初にしたのは、自分の家にするために山を隆起させることでした。山が冷えると、ロウドリルは大またに踏み出して、周辺の土地を旅して回りました。 ●しばらくして、彼は他の神に遭遇しました。その奇妙な神は地表に多くの山と丘をつくっていました。「どうしてそんなことをしてるんだ?」ロウドリルは尋ねました。「住むための家がそんなにたくさん必要なはずがない」 ●「俺はジェレンデソ(Gerendetho)、」その神は答えました。「俺はこの世界は平らで退屈だから、多様性が必要だと思った。だから俺はこれらの丘を住むためではなく、世界

    ロウドリルが動物を描いた話その1 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
  • ロウドリルが動物を描いた話その2 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●それから長い時間がたって、エレンバヤ(Erenbaya)がロウドリルに会いに来ました。「あなたの作った動物たちがいたるところで増えている、」彼女は言いました。「彼らは私が世界をおおうために育てた植物すべてをべてしまい、すべてはもとどおり不毛になる」女神が涙を流してとても哀れに見えたので、ロウドリルは彼女を彼の熱で包もうとし、彼女は幸福になりました。しかし女神はこう言って彼を追い払いました。「あなたがこの過ちを正すまでは、私は幸福になれない。あなたがそれをしたとき、そしてあなたの軽率な創造がもたらすこの災害を妨げたとき、そうしたときにだけ、あなたの熱を分かち合って私は幸福になるだろう」 ●ロウドリルは女神が不幸でいるのを見たくありませんでした。また彼は動物たちがべられる植物をべつくしてしまえば苦しむだろうと認識しました。そうして彼は北の聖地に行き、オオカミやキツネや、ピューマやムジナ

    ロウドリルが動物を描いた話その2 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
  • ユーレーリアがバグルを馴らした話 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●ユーレーリア(Uleria)はオーランス人には愛の女神として知られています(他の文化でも知られている)。古い神のわりにあまり馴染みがありませんが、「Anaxial's Roster」に神話が1つ載ってました。「ユーレーリアがバグルを馴らした話(Uleria Tames the Boggles)」です。バグルは無秩序に属する存在で、世界が生まれる前、無秩序の神ラツラフが二日酔いで目覚めて最初に発した屁から生まれました。以下の神話ははしょった部分があり、訳のミスもあるかもしれません。 ●神代にはバグルはたくさんいました。彼らは宇宙のネズミに似ており、敏捷に動きまわりました。バグルたちは厄介もので、母なるマンマル?(Mother Mammal)を怯えさせたので、彼女はラクダと呼ばれる信じがたい動物を生みました。彼らはまた有害(破壊的)で、グローランサの宮廷の不滅の壁をかじって穴を開けました。

    ユーレーリアがバグルを馴らした話 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
  • バグル - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●じゃあバグル(Boggles)がいなくなったのかというと、今でも我が家にいるのです。最も古い2つの種族のうちの1つとして現存してます。ただ異界で遭遇することすら稀で、ましてグローランサの世俗世界にはほとんど現れないそうです。 ●この種族は最初の8つの力のルーンの1つ、無秩序のルーンから生まれました。初期の記録では丸い目と針の鼻?(needle noses)、多くの翼か足を持った棒のような人(stick men)として記述されています。しかし残存する図像ではもっと多様な姿をとっています。実際のところ、彼らは同じ姿を長期間維持することができません。 ●バグルは意図してではなく、その性質のために破壊と混乱をもたらします。彼らが長い間一ヵ所にとどまると、その場所や生物、物体が変化し始めます。混沌が破壊をもたらすのと同じに見えますが、バグルの破壊や変化は一時的なもの(?)で、対象は無作為です。また

    バグル - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
  • 混沌の侵略 - illuminate33の日記

    以下はAvalon Hill版Lord of Terror14ページの記事の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。 グバージとは何者だったのか? ジルステラのセロフィスの「単一神話」より 混沌は「神々の戦い」の争いで生成した裂け目を通して世界に入り込んだ。最初に潜りこんできた混沌の生き物は小さく、弱かったが、彼らが入ってくるたびに裂け目は広がり、より大いなる怪物たちが世界に入り込めるようになったのである。 ワクボスはグローランサに混沌が入り込む門であった。ワクボスは国々に死と破壊を広め、自分の眷属が入る道を開いた。最終的に、ワクボスは大いなる軍勢を率いて神々の最後の砦を襲った。ワクボスは「完全なる宮廷」に入り込み、「宇宙の女帝」を陵辱し、スパイクを破壊したのである。このことで「大暗黒」、またの名を「混沌戦争」もしくは「混沌の時代」がはじまった。 スパイクが爆発すると、ヨーティマム(

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  • 「メルデックの禍」レンヴァルドの辞世の歌 - illuminate33の日記

    以下はHoHP58ページの詩句の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。 我こそは勇士たちと熱狂のもとに強者であったもの 我こそは血を見ることなしに戦団を渡ることなかったもの 我こそは「オーランスの憤怒」と呼ばれたもの 我こそは争いと叫びを敵にもたらしたもの 我こそは薄闇のなか、あたかも第二の「勝利もたらす者」のようであったもの 我こそは血を見ることなしに戦団を渡ることなかったもの 異邦人たちの戦団のなか 我こそは英雄の偉業を競ったもの 我こそは勝利のため、血を流したもの 我こそは百の異邦人の町を滅ぼしたもの 我こそは百人の戦いの長を討ちとったもの 我こそは百の金の腕輪を贈ったもの 我こそは百の首を打ったもの 我こそは古の主に保護の手を差し伸べたもの 我こそは異邦人の燃える鋼鉄の扉を砕いた雷を呼んだもの 我こそは「死せる神」のゆがんだ眷属どもに裏切られたもの 我こそは誓いをたてた僕た

    「メルデックの禍」レンヴァルドの辞世の歌 - illuminate33の日記
  • ロウドリル - illuminate33の日記

    いわゆる神知者に「ロウドリル」と呼ばれる神々の一覧です。 No.Japanese NameEnglish NameWorshipped AreaFirst ReferenceNote 1ロウドリルLodrilDara Happa SubordinatesGenertela BookFarmer God, Generally faithful to Yelm 2内より爆発する者Blows From WithinRinliddiGROYDangerous for Dara Happans, replaced with Lodril (GROY page.98) 3ラダラルLadaralFronelaBook of BelintarSog City Foundation Story 4テュロスTurosPelandaEntekosiadGod of Power in Pelanda 5ヴィサル・

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  • アーナールダと金の時代 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ● mallion さんところで知ったのですが、「HeroQuest2.0」の発売にあわせて、公式の Glorantha.com が更新されたそうです。「アーナールダと金の時代(Ernalda and the Golden Age)」という、オーランスと関わる前の大地の女神たちが何をしていたのかが(オーランス人視点で)説明された神話があると聞いたので見てきました。面白かったところをいくつか。 ●アズリーリア婆ちゃんとウーマスの恋路を邪魔したのは皇帝イェルムだったことになってました。謎の古の神々に妨害されるよりかはわかりやすいです。それで嫌気がさしたのか、イェルムが宇宙を支配するようになるとアズリーリアは大地の女王を引退します。 ●そのとき彼女は大地の財産を娘たちの中でも重要な3人に分割相続させます。マーラン・ゴアには「The Great」を譲ります。マーランが受け継いだのはもっとも偉大な部

    アーナールダと金の時代 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
  • ピューレンディ2 - illuminate33の日記

    ケンストラータは考えました。 「俺は息子なしでは生きていけない。」 ケンストラータはこの災いを解決するため、自分の「生命の贈り物」(訳注3)を使うことを決意しました。ケンストラータは聖なる地で自分の長柄を地面に突き刺し、「創造主」に談判するために登っていきました。 ケンストラータは「満たされし望み」(訳注4)が問題を解決することを教わりました。もしケンストラータが正しい歌を歌い、正しい行動をすれば、ケンストラータを愛しているすべての者が、必要なものを送ってくれるということを教わったのです。 ケンストラータは[長柄から]降りると、「上方の神々」に対する完全な信頼のもとに、聖なる儀式を行いました。儀式の結果、一頭の鹿が現れて、ケンストラータは素早く、苦痛を与えずに鹿を殺しました。ケンストラータは儀式を正しく執り行い、鹿の皮をはぎ、下ごしらえをしました。次にアライグマが現れて、それもケンストラー

    ピューレンディ2 - illuminate33の日記
  • ピューレンディ1 - illuminate33の日記

    ピューレンディ(Purendi)はオロジェリアとケンストラータの子供である神ですが、ペローリアに棲息する白い尾を持つ鹿の種類でもあります。(訳注1)以下の神話はEntekosiad 75ページから76ページの二人の息子についての神話です。訳の間違いの責任はzebにあります。 ある日、ケンストラータが狩りをしていたとき、追いかけていた奇妙な獣を目に捉えました。大きく張り出した岩の上からその獣に槍を投げつけて、その獣を地面に縫いつけました。そうすることで、ケンストラータはこの獣の名前を学び、それからケンストラータはいつも、「幽霊の獣」であるフィル・ベーラFirBerraを呼び出すことができるようになりました。 フィル・ベーラはガン・エストーロ(訳注2)のお気に入りの獣でした。ガン・エストーロは自分の獣がケンストラータに辱められたことを聞くと激怒して、 「可能ならばケンストラータを痛めつけてやろ

    ピューレンディ1 - illuminate33の日記
  • 七層の地獄 - illuminate33の日記

    以下はBook of Drastic Resolution: Volume Darknessの116ページのThe Seven Hellsの記事の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。 ジョンスタウン大鑑39,652号 地獄の第一層は闇の水であり、アズラーナAdzurana、暗黒の娘にして大洋の母に支配されている。(アズラーナを人間はスティクスと呼ぶ。)アズラーナは誓言の守り手として祈願され、多くの種類の復讐の女神たちの母である。黒い泉の近くで双子の影(訳注1)が生まれたのは、黒い泉がその濁った深淵に慰安の水と憎悪の酸の浴槽の両方を秘めているからである。 黒き河の水上を死の渡し守(訳注2)はせっせと漕いで往復しているし、河の上にはまた、いくつもの「死の橋」が架けられている。橋は刃の峰の橋もあれば、骨でできている橋もあり、善良な意図が敷き詰められている橋もある。闇の大洋をコガッグ(訳

    七層の地獄 - illuminate33の日記
  • 地界の対照表 - illuminate33の日記

    あくまでzebの意見ですが、GROYやEntekosiadに載っているダラ・ハッパ・ペローリアの地獄とトロウルの地獄の対照表を作ると次の表のようになるのではないかと: Book of Drastic Resolution V.Darkness p.116GROY p.9, p.74Entekosiad p.18 1:Styx RiverAdzuranaDubgrulub: Netta(夜の女神)TukEr(Under the Ground) 2:Night RealmArgan ArgarVeskerelgat:Veskerele(無貌なるもの),Natha(均衡の女神)AnuDiDala: Veskerele's House(無貌なるものの館) 3: Grey HellZugortegVoshgatyuth: Derdromus,Annara Gor(醜い老婆)ViKoranath(Vi

    地界の対照表 - illuminate33の日記
  • 死の神話 - illuminate33の日記

    死の神話 グローランサの各種族・民族で死の神話の扱いはそれぞれ特色がありますが、神知者が統一神話を作ったことで共通の原型、もしくは神話が擬似的に存在し、また神知者が滅びた後に逆に、地方神話に影響を与えた感があります。 要素を粒子として分離してみると: 1.死のかたち 2.死をはじめに見つけた者 3.なぜ人は死ぬようになったか 4.死をおのれのものにした神 5.死にたいする救済 と大雑把ですが分類できます。 オーランス人によると: 1.地界に「死」があり、それは剣の原型だった 2.ユールマルが地界に入り込み、剣を盗み取った 3.ユールマルがハーヴァン・ヴォールを殺した。ハーヴァン・ヴォールは全ての人の父であり、したがって人は死ぬようになった 4.フマクトがユールマルから剣を奪い、自分のものにした 5.フマクトは一度剣を喪い、暗黒が世界を襲った。オーランスが自らの過ちの償いを行ったことで世界は

    死の神話 - illuminate33の日記
  • 暗黒と再生のまとめ - illuminate33の日記

    ペランダ版の「光持ち帰りし者」の神話です。オーランス人のものと比較すると面白いかも。 ・暗黒と再生:死の天空 ・暗黒と再生:ヴェロルティナの民 ・暗黒と再生:儀式が行われた後 ・暗黒と再生:テュロス神が世界を覚醒させる ・暗黒と再生:イドジャルトス ・暗黒と再生:解放された天空 ・暗黒と再生:デンダーラの帰還

    暗黒と再生のまとめ - illuminate33の日記
  • 暗黒と再生:死の天空 - illuminate33の日記

    下記はEntekosiad63ページから67ページに記述されているペランダの「大暗黒」の時代の出来事の抄訳です。訳の間違いの責任はzebにあります。 死の天空 太陽はダアク(注1)、外から到来した盗賊によって打ち落とされた。ダアクは、盗賊であり、人殺しであり、強姦者であって、虐殺を喜び、略奪できないものに火をつけることを喜んだ。ダアクを決して信じてはいけない。 そしてエンテコスが死んだ。彼女はあまりにも内面に目を向けすぎて砕けた。だれもエンテコスを助けなかった。巨大な岩がエンテコスの屋根から落ちてきて、彼女の頭に当たり、女神の脳が地面に飛び散った。あまりにも多くのエンテコスの子らが死んだので、エンテコスは泣くことをやめず、死んだ子らを探しに行ったのである。 エンテコスは自分の館を留めていた八つの釘を抜き、去る時に自分の館を燃やした。その後、彼女の家がどこにあったか判る人はいなかった。誰もエ

    暗黒と再生:死の天空 - illuminate33の日記
  • ヒョルト人のカルト:グストブランその2 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし

    ●コメントをいただいたとおり、嵐の神殿の鍛冶の神グストブランは呪鍛(Enchant)ができません。それでは彼はなんなのかという話。 ●グストブランの神力は《青銅》《火》《鍛冶師(Smith)》です。青銅の神技は 《青銅》 《銅と錫を混ぜる》《青銅を精錬する》《金属製の道具を修理する》《青銅の中を見る》《金属を強化する》 彼は銅と錫を混ぜて青銅をつくることができます。これは大地と天空がむすばれて大気(ウーマス)が生まれた神話を金属の方からなぞってます。グストブランがやりたかった新しい仕事が天空の金属である錫に混ぜ物をしてしまうことなら、彼が太陽の神殿から追い出されたことも理解できます。 ●ヒョルト人だけの考えかもしれませんが、青銅は神々の骨とされ、グストブランは骨の鍛冶師と呼ばれることもあります。だから、俺はグローランサの地面に神話の時代に死んだ神の骨(青銅)が埋まっていて、それを掘り出して

    ヒョルト人のカルト:グストブランその2 - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
    mallion
    mallion 2009/04/13
    グストブランは青銅を呪鍛するのではなく、作るのだという話。なるほど
  • ヒョルトの国と聖王国1 - illuminate33の日記

    下記はHistory of The Heortling Peoples 86ページから87ページの記事の抄訳です。かつてGlorantha Digestで17C現在のヒョルトランドの情勢について激論が交わされました。この議論に対してグレッグがある程度公式な答えを与えていると私は解釈しています。訳の間違いの責任はzebにあります。 以下はグローランサの文書ではない(訳注1) ベリンタールの改革 ベリンタールは手続きを定め、それぞれの六分国(訳注2)の民が教団orderlyのもとに、指導者を平和に選出する方式を整えた。たとえば、ヒョルトランドでは六分国の統治者はヒョルトランド総督Governorと呼ばれ―「黄金の」アンドリン(訳注3)の子孫である伝統に従う支配家系の一員であった。六分国の統治者は最高権力者ではなく、ベリンタールのために六分国を治めていた。 六分国の統治者たちはベリンタールの肉体

    ヒョルトの国と聖王国1 - illuminate33の日記
  • タニアンの勝利 - illuminate33の日記

    以下は神知者帝国(中部海洋帝国)の勃興時の出来事の記事の集成です。(またその後の神知者たちの知識と近視眼をも良く表している出来事としてよく取り上げられます。) 第一期、グローランサの海洋交通はごく一部を除いて巨大な竜船(ドラゴンシップ)を操るウェアタグ人に支配されていました。彼らは元々のダンマラスタン(論理王国)の六部族のひとつでしたが、海の民であるトリオリーニと契りを結び、親族関係に由来する海上と海中の両方に渡る帝国を支配していたのです。この状況を変えたのがジルステラの「海の自由人」と呼ばれる団体でした。 下記はMiddle Sea Empire 15-16ページのウルマル大公(訳注:当時王位は空位だった)の治世に起きた出来事の抄訳です。Anaxial Rosterによるとこのときの戦いで、セトイ族(哺乳類の魚人族)の一種族、鯨のフリーキン族が絶滅しました。ウェアタグ人は辺境に押し込めら

    タニアンの勝利 - illuminate33の日記
  • 火の山Fireberg - illuminate33の日記

    タニアンの戦いの話は、後日談があり、神知者たちがこの時行使された魔術の影響をコントロールできなかった状況を示すものです。以下はMen of the Sea 57ページの記事の抄訳です。 718年、神知者たちはこれまで物語の中でのみ存在し、生きた神話には存在しないと考えられていたタニアンと呼ばれる存在を召喚した。タニアンは水の神であり、平和に天空の不滅の火の故郷に住んでいる神、ローリアンの息子であった。召喚されると、タニアンは燃える水の神であることを証明した。即座にかつ自然に彼の到来に備えていた大量の水流に火を点けた。この大火災で計画通り、大部分のウェアタグ人と(数千もの魚人やソファールのスンチェン人を含む)同盟軍が滅び、神知者たちを海の覇者としたのであった。 しかし後の影響は意図されたものではなかった。海の傷は広がり、ジルステラとブリソスの間に通行不可能な炎の海を拡大した。燃える海域は比較

    火の山Fireberg - illuminate33の日記
  • 非・神知者化神話とファラオ - illuminate33の日記

    とりとめのないことというか、コアなファンの間では言わずと知れたことかもしれない陳腐なことをつらつらと。 グローランサのDegodlearnization(非・神知者神話化)がKing of Sartarから始まったというのは言いすぎでしょうか。一番の例がエルマル・イェルマリオの分離に始まり、神話の地方化がペローリア一帯で大々的に始まったという印象があります。 それ以前のグレッグの書いた元素論からのグローランサ世界の成立を語るGods and Goddesses of Glorantha(Wyrm's Footprintに掲載)などは逆転した見地からですが、神知者の統一神話を表現した記事と見なされるようになったということだと思います。(現実の成立順からすると統一神話→地方神話で、地方神話を集めて神知者が統一神話を作ったという流れと逆なのですが。) それとともにRuneQuestで世界を表現す

    非・神知者化神話とファラオ - illuminate33の日記