(1)11月30日から12月13日まで,フランス・パリにおいて,国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21),京都議定書第11回締約国会合(CMP11)等が行われた。我が国からは,丸川環境大臣,木原外務副大臣,星野経済産業大臣政務官,鬼木環境大臣政務官,外務・経済産業・環境・財務・文部科学・農林水産・国土交通各省関係者が出席した。なお,11月30日には,オランド仏大統領の主催により首脳会合が開催され,安倍総理他が出席した。 (2)「強化された行動のためのダーバン・プラットフォーム特別作業部会(ADP)」における事務レベルの交渉を経て,12月6日以降閣僚間でさらに協議を重ねた結果,最終的に12月12日に新たな法的枠組みである「パリ協定」が採択された。我が国としては,すべての国が参加し,公平かつ実効的な枠組みとなる「パリ協定」が採択されたことを高く評価する。 (1)「パリ協定」について