先週は、ある事件をきっかけに大きく凹んだ。 私の妻は、さる事情で大学進学を断念した過去があり、これまでもさまざまな形の差別にさらされてきたが、それでもがんばって生きている。 実際、妻は、一昨年から放送大学の科目を履修し始め、生物科学系は全て単位を取得し終わったところだ。 プロのヨガ・インストラクターとして、毎日レッスンをこなしながら、空いた時間に放送大学の教科書を取り出しては勉強している。 人間は、さまざまな事情で、さまざまな人生を送っている。 裕福な家庭環境で、恵まれた勉学条件で、有名大学に行って、有名企業に就職する人々。 かと思えば、中学や高校を出て、すぐに就職をしなくてはいけない人々。 以前、そういった事情について語ろうと思って、ブログで「大学出でもダメな人はいる。高校出でも仕事ができる人もいる」と書いたところ、「あなたの学歴差別で深く傷ついた」という抗議文をもらって、自分の言葉のい