本人の言葉 彼は入社2年目で、情報系の専門学校卒。僕のように文系大学卒業のくせになぜかSEをやっているのとは違って、システムの仕事をすることを夢見て、その夢を一応実現させた人だと思う。 そんな彼が1年も経たず休職にまで追いやられた理由。きっかけとはまあありがちな長時間残業だったようだ。本人の口からも、 深夜残業は辛かった いつになったら帰れるのかわからない 終わりが見えない そんな言葉が出てきた。ただ、よくよく話を聞くとそれはあくまでもきっかけであって、真相は別にあることが分かった。 それは、将来への希望(キャリアパス)が見えないということのように思った。 毎日遅くまで残業して、資格取得や自己啓発のために週末の休みも取られ、30歳になっても40歳になっても遅くまで残業して、偉くなっても残業して、こんな業界でやっていけるのか。 仮に出世したり大企業に転職したとして、それが果たしていい事と言え