2010年代から2020年代へ。安倍晋三政権の屋台骨が揺らぐことはなかった。加計・森友学園問題、「桜を見る会」問題が起こっても内閣支持率は極端に下がることはない。大臣の不祥事や失言が多く盤石とは言い難いが、安倍政権は何とか持ちこたえている。 安倍総理を大好きなブレーン、安倍総理ととても近いメディア関係者や学者を見ると、意外なことがわかった。 なぜか、千葉県立千葉高校出身者の神童たちが多い。 小川榮太郎さん(文芸評論家)、長谷川幸洋さん(ジャーナリスト、元東京新聞論説副主幹)、すぎやまこういちさん(作曲家)、岩田明子さん(NHK解説委員)、奈良林直さん(東京工業大特任教授)である。 まずは文芸評論家で日本平和学研究所理事長をつとめる小川榮太郎さん。1967年生まれで、大阪大文学部、埼玉大の大学院を経て現職。安倍総理とは電話で話し合える仲のようだ。2019年11月、安倍総理は「桜を見る会」問題