要旨 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター局所神経回路研究チームの細谷俊彦チームリーダー、丸岡久人研究員らの研究チーム※は、哺乳類の大脳皮質[1]が単純な機能単位回路の繰り返しからなる六方格子状の構造を持つことを発見しました。 大脳はさまざまな皮質領野[2]に分かれており、それぞれ感覚処理、運動制御、言語、思考など異なる機能をつかさどっています。大脳は極めて複雑な組織なため、その回路の構造には不明な点が多く残っています。特に、単一の回路が繰り返した構造が存在するか否かは不明でした。 今回、研究チームは、大脳皮質に6層ある細胞層の一つである第5層をマウス脳を用いて解析し、大部分の神経細胞が細胞タイプ特異的なカラム状の小さなクラスター(マイクロカラム)を形成していることを発見しました。マイクロカラムは六方格子状の規則的な配置をとっており、機能の異なるさまざまな大脳皮質領野に共通に存在して
4月15 カーボンナノベルト合成成功! カテゴリ:有機化学炭素材料 先日来、ある化合物の合成成功がテレビのニュースなどで大きく取り上げられています。これは、有機合成関連では珍しいことでしょう。何度か本ブログでも取り上げさせていただいております、名古屋大学の伊丹健一郎教授・瀬川泰知特任准教授らのグループによる「カーボンナノベルト」の合成がそれです(論文)。 この論文は、「Nature」と並んで科学雑誌の最高峰である「Science」に掲載されました。すなわち有機化学者や化学分野の研究者のみにとどまらず、広く科学者全体が知るべき大きなインパクトのある成果だと認められたということになります。ということで今回は、何がそんなに凄いのかという話を書いてみます。 今回作り出されたカーボンナノベルトは、下のような化合物です。六角形のベンゼン環が12個連結し、環の形を成しています。 カーボンナノベルト。斜め
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Australian researchers have come up with a non-invasive ultrasound technology that clears the brain of neurotoxic amyloid plaques - structures that are responsible for memory loss and a decline in cognitive function in Alzheimer's patients. If a person has Alzheimer's disease, it's usually the result of a build-up of two types of lesions - amyloid plaques, and neurofibrillary tangles. Amyloid plaq
黒海の水深300メートル地点で見つかったオスマン帝国の沈没船。ある調査船が発見した41隻の沈没船の1つだ。(PHOTOGRAPH BY RODRIGO PACHECO-RUIZ, COURTESY EEF, BLACK SEA MAP) 先史時代の人々が海面上昇にどう対応したかを探るため、船員と科学者の国際チームが黒海で調査を行っていたところ、予想外のものを発見した。9~19世紀の千年間に沈んだ、極めて保存状態の良い41隻の沈没船だ。(参考記事:「沈没船から17世紀の王家のドレス見つかる」) チームは約1万2000年前に起きた黒海の拡大について調べるため、ソナーと遠隔操作無人潜水機(ROV)で海底地形図を作成していた。沈没船が状態を維持できたのも、実はこの拡大のおかげだった。 英サウサンプトン大学海洋考古学センターの所長で、今回の研究を率いるジョン・アダムス氏は「約1万2000年前に最後の
銀座ソラリアクリニックはこのほど、名古屋大学 顎顔面外科学・上田実名誉教授の「乳歯歯髄幹細胞培養上清液」に関する研究論文から、ED向けの治療法「SHED-CM」を新たに開発したことを明らかにした。 ED(Erectile Dysfunction)で悩む人は年齢を重ねると増える傾向にあるが、近年では生活習慣病の多様化や社会的ストレスの増大などにより、40歳以下の男性にも患者が増えていると推測されているという。2000年頃から効果的な飲み薬が登場したが、副作用の恐れがあることや対症療法であることから、新たな治療法の開発が期待されている。 このほど同クリニックが開発した「SHED-CM療法」は、これまでの治療法では難しかったEDの根本的な治療を実現する治療法。最先端の「再生医療」に着目したもので、治療には乳歯歯髄幹細胞を培養する際に生成される上澄み液「培養上清液SHED-CM」を使用する。 培養
無人自律航行が可能な船を開発したり、極小チップを脳に埋め込むPTSDのインプラント治療法の研究を進めたりしているアメリカの国防高等研究計画局(DARPA)が、四肢麻痺の人の脳にチップを埋め込みロボットアームと接続し、ロボットアームを触れると被験者も指に触られた感覚を感じるという実験を成功させました。 ※以下のムービーおよび記事中には脳にマイクロチップを埋め込む手術の様子が映っています。苦手な人は注意が必要です。 Providing a Sense of Touch through a Brain-Machine Interface - YouTube Intracortical microstimulation of human somatosensory cortex | Science Translational Medicine http://stm.sciencemag.org/c
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