重度化に対応できる医療・介護の提供体制、魅力のある価格、ワンランク上の居住環境──。 | 元気シニアいきいき情報 既に「先頭集団」は、マーケットの変化を見越し、特徴のある住宅を開発し始めた。 先進事例を基に、高齢者住宅市場でアドバンテージを得るためのヒントを探った。 重度化対応 (株)誠和 (広島県尾道市) サ高住+特定施設で入居者確保 JR尾道駅から徒歩約5分の市街地に、ひときわ新しい地上7階建ての建物がある。(株)誠和(広島県尾道市)が2011年12月に開設したサ高住「きららラポール西御所」だ。 きららラポール西御所の特徴は、サ高住130戸のうち、約6割に当たる80戸について、特定施設の指定を受けている点にある。4月中旬現在、特定施設は70戸が契約済みで、出足は好調だ。 訪問介護、通所介護事業所を併設 建物の2、3階は通常のサ高住で、4~6階が特定施設というフロア構成。家賃は月7万50