静岡県知事選の候補者たちは、どんな姿勢を打ち出しているのか? 川勝前知事の突然の辞職によって行なわれることとなった静岡県知事選(5月26日投開票)は、過去最多となる6人もの候補者が乱立する事態に! 注目の論点は「リニア」。そもそも静岡におけるリニアの問題点とは何か? 政治においてリニアはどういった存在なのか? 川勝前知事の功績とは? そして、候補者たちはどんな姿勢を打ち出しているのか? 徹底取材で明らかにする! * * * ■すべての始まりは「南アルプストンネル」 静岡県の川勝平太知事が4月3日に突如辞意を表明。4月1日の県入庁式での知事の訓示で「野菜を売ったり牛の世話をしたりと違い、皆さま方は知性の高い人たちです」と「職業差別」ともとれる発言があったことが原因だ。 辞意の表明にネットは沸き立った。「失言は許せない」との批判に加え、目立ったのが、「やっとリニアの邪魔者が消えた」といったリニ