「ハラル」なしでは門前払いのイスラム圏 日本の中小企業が認証を得て、ビジネス拡大中 MONEYzine 4月14日(日)16時0分配信 新たなるビジネスチャンスの地と称され、いま世界から熱い視線が注がれるイスラム圏諸国。中東はもちろん、アジアでも経済発展の著しいインドネシアやマレーシアなどが含まれ、対象は世界人口の約3割を占める20億人、規模にして60兆円となる市場を形成している。 この巨大なイスラム圏諸国市場において、暮らしに密着し、誰もが対象となる「食」の分野はとりわけ注目を集めている。しかしビジネスを始めるにあたり、避けて通れないのが「ハラル」なる認定制度だ。そのため日本でも、ハラル認証を巡る動きが活発化している。 アラビア語で「許された」との意味を持つ「ハラル」とは、イスラム圏諸国で商品販売やサービスを始める際に、文字通り許されるとお墨付きとなる制度だ。日本風にいえば、さまざま