前の記事 「情報中毒」と「好奇心のパラドックス」 太陽系近くに「未知の巨大天体」が存在? 次の記事 「核施設を停止させたワーム」:イランと北朝鮮 2010年12月 1日 IT国際情勢 コメント: トラックバック (0) フィードIT国際情勢 Kim Zetter Photo: Fars News Agency。画像は別の英文記事より マルウェア『Stuxnet』が、イランのナタンズにある核濃縮施設を攻撃したことが初めて確認されたようだ。同国のMahmoud Ahmadinejad大統領が11月29日(米国時間)、国内の核濃縮プログラムに使用されている遠心分離機に対して、「国家の敵」が作成した悪意あるコンピューター・コードが妨害した、と述べたのだ。 記者会見でのこの驚くべき発表と時を同じくして、イランの一流核科学者2人が29日に待ち伏せ攻撃に遭い、1人が死亡、もう1人が重傷を負ったと報じられ
[テヘラン 29日 ロイター] イランのアハマディネジャド大統領は29日、同国のウラン濃縮施設の遠心分離機がコンピューターウイルスに感染していたことを明らかにした。この問題は先週、西側外交筋の話として一部メディアが報じていた。 大統領は会見で、感染したウイルスの詳細は明らかにしなかったものの、「何者かがソフトウェアによって一部の遠心分離機に問題を起こした。しかし、問題は既に処理された」と述べた。 また、アハマディネジャド大統領は、同国の核開発問題をめぐる協議を、国連安全保障理事会の常任理事国にドイツを加えた6カ国と来月5日に再開すると発表。イランは核開発に関する協力などについて話し合う用意はあるとしているが、エネルギー目的だとするウラン濃縮については「(国際原子力機関)加盟国の基本的な権利だ」として交渉できないとの主張を繰り返した。 イランの核問題をめぐっては、29日にテヘランで同国の核科
【ウィーン樋口直樹、テヘラン鵜塚健】核兵器開発の疑いが持たれているイランで今月中旬、ウラン濃縮施設のすべての遠心分離機が一時的に停止していたことが23日、国際原子力機関(IAEA)の報告書で明らかになった。原因などは明らかにされていないが、専門家の間では、新種のコンピューターウイルスによる「サイバー攻撃」説も浮上している。 ◇「サイバー攻撃」説も 毎日新聞が入手したイラン核問題に関する天野之弥IAEA事務局長の報告書によると、イラン中部ナタンツのウラン濃縮施設で今月16日、約8400台の遠心分離機がすべて停止していることが確認された。イランは22日、同日までに約4600台が再稼働したとIAEAに報告した。報告書は停止期間や原因には触れていない。 同施設では近年、遠心分離機の稼働率の低下が目立っていた。09年2月は約7割だったが、今年8月末までに約4割に低迷。今月5日に6割弱の稼働が確
「この地を占領しているシオニスト(ユダヤ主義者)たちは現実を受け入れて、祖国に帰るしかない」 10月14日、レバノン南部を訪問したイランのマフムード・アハマディネジャド大統領は、喝采で沸く群衆を前に勝ち誇った様子で語った──イスラエルは消滅する運命にある。イスラエルと国境を接するレバノン南部は、イランが支援するイスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点でもあり、アハマディネジャドは熱烈な歓迎を受けた。 演説会場の近くには、イスラエルとヒズボラの戦闘の軌跡を野外に展示した観光スポット「抵抗博物館」があり、家族連れで賑わっていた。観光客はここで、拘束されたイスラエル兵の武器で遊んだり、帽子やTシャツを土産として買っていくという。 このイラン大統領のレバノン訪問に先立ち、ニューヨーク・タイムズ紙のコラムニスト、ロジャー・コーヘンは、アハマディネジャドは鼻持ちならない人物ではあるが心配には値しないと、紙
【テヘラン=久保健一】イランのアフマディネジャド大統領は3日、同国北部ハシュトゲルドで演説し、敵対するイスラエルを「中東という野に放たれた野犬」と呼んで非難、オバマ米大統領についても「地獄に送ってやる」と激しく批判した。 アフマディネジャド大統領は、イスラエルや米国が「(ナチス・ドイツによる)ホロコースト(ユダヤ人虐殺)を口実に中東諸国を収奪しようとしてきた」とした上で、「その後は、米同時テロを新たな口実に中東に押し入った」とイラク戦争などを批判した。 発言は、オバマ大統領が9月24日の英BBCテレビとのインタビューで、「米同時テロは米政府による陰謀」としたアフマディネジャド大統領の国連総会演説(9月23日)を「許し難い」と批判したことへの反撃とみられる。
【ニューヨーク=松尾理也】イランのアフマディネジャド大統領が23日、国連総会の一般演説に臨み、2001年の米中枢同時テロ(9・11)は米政府の自作自演との陰謀論をまくし立て、米代表団が一斉に退席する一幕があった。 アフマディネジャド大統領は同時テロについて、「強力かつ複雑なテロ組織が米国の諜報(ちょうほう)組織や軍に浸透している」「米政府の一部が、イスラエルを救うために同時テロを実行した。このことは多くの米国人や世界中の人々が同意している」などと述べた。なぜテロがイスラエルを救うことにつながるかなど、論理的な説明はなかった。 米国連代表部は「予想されたことだが、アフマディネジャド氏は善良なイラン国民の代表として発言する代わりに、またしても妄想だらけの陰謀論をまくし立てた」との声明を発表した。同大統領はこれまでも同時テロをめぐる陰謀論や反イスラエル発言を繰り返し、物議を醸している。 【
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