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世界で評価されている日本の技術や製品は枚挙に暇がないが、その中でもこの商品は一風変わっている。それは、四万十川流域で生まれた「しまんと新聞ばっぐ」だ。古新聞を折って糊付けしただけのバッグだが、デザイン的な面白さはもちろんのこと、日本人の美意識である「もったいない」と「折り紙の手わざ」を象徴したものとして、国内外で高い評価を受けている。 当初は四万十流域の道の駅、「四万十とおわ」のレジ袋として販売されていたが、レシピ(作り方)付きバッグを発売したり、インストラクター養成講座を始めたり、全国公募による新聞バッグコンクールを開催したり、被災地の仕事づくりで活用されたり…と、その活動は大きく広がっている。最近では、政府が進めるクールジャパン戦略の一環で、海外展開などの支援を受けることも決まった。 この新聞バッグのコンセプトを作ったデザイナーの梅原真氏に、新聞バックプロジェクトの現状や独創的な商品作
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