ニューヨーク、マンハッタン生まれ。両親は共にニューヨーク・シティ・バレエ管弦楽団の楽団員。イェール大学に進学した後、ジュリアード音楽院で修士・博士号(ヴァイオリン科)を取得。1989年、タングルウッド音楽祭クーセヴィツキー賞を受賞し、レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに教えを受けた。 1980年代にはジャズとクラシック音楽の融合を目指した活動に力を入れており、1981年にビッグバンド、スウィング・ジャズを演奏する室内アンサンブル「ストリング・フィーヴァー(String Fever)」をニューヨークで立ち上げている。1984年に組織したコンコーディア管弦楽団(the Concordia Orchestra)は、クラシック音楽のジャズ風演奏、ジャズミュージシャンによるオーケストラ作品の演奏や、ヘンデルのメサイアをゴスペル・ヴァージョンで演奏するなど、やはりジャズとのクロスオーヴァーを主体とし