10月第2週は特異的な週だったのか、幕張のCEATECからパシフィコ横浜のCanon Expo、その間にはさまざまな発表会、記者会見があり、テック系記者は大忙しというよりも“取捨選択”をせねばならなかった。そんな中、テクノロジージャンルを得意とするジャーナリストの立場で、唯一、ドストライクで楽しめたのが、ソニー・ホンダモビリティの川西泉社長のグループインタビューだった。 この川西社長は、普通のクルマ担当記者では、なかなかうまく真意を引き出すことが難しい。それは記者としての能力や知識の問題ではなく、川西氏自身の思考や付加価値の源泉となる領域に、通常の自動車メーカーとは異なる視点があるからだ。 あまり強調しすぎると言葉が一人歩きしてしまうだろうが、誤解を恐れずに言えば、彼の頭の中にあるのは「ソフトウェア開発者たちがワクワクとした気持ちで面白がりながら、オモチャのようにEV向けのアプリやコンテン
新着記事をTwitterでお届けします。下記URLからご登録ください。 Twitter: https://twitter.com/irnote ---------------------------- ヒント:●●によって事業の柱を作ってきた。更には、●●の掛け合わせによる相乗効果で売上を拡大している。 この記事はhikoさん(企画・リサーチ担当)とmasmさん(ライティング担当)との共同制作です。 ソニーグループ株式会社は、2022年3月期(FY2021)の通期連結売上高、連結営業利益が過去最高を記録し、連結営業利益に関しては初めて1兆円を超えました。 同じ2022年3月期決算で通期営業利益が1兆円を超えた国内企業は、通期営業利益3.0兆円のトヨタ、同1.8兆円のNTT、同1.1兆円のKDDIと、ソニーを含めて4社のみとなっており、その規模がいかに大きいかが伺えます。 ソニーがここまでの
カメラシステムをCANONからSONYに移動すべきかどうか、色々と悩みながら考えたこと。結論からいうと、これからのカメラはソフトウェア。 カメラはハードでなくてソフト10年ぐらい前、カメラアプリを当てて、いくつかのカメラメーカーさんと意見交換をしたころから「これからカメラはハードではなくソフト」と言い続けてる。 ・マルチレンズでデプス撮った方がいいのでは? ・ピクセル毎の距離がとれると、切り抜き合成がリアルタイムにできる。 ・超広角で光だけ大量にいれれば、望遠はソフトウェアでシミュレートできる みたいなことを、昔から言い続けてるけど、あまりカメラメーカーの人には刺さらない模様。多分、物理カメラの多くのフィーチャーは下記みたいな展開になると思う。 レンズ画角複数レンズ合成で超広角・超パノラマをつくり、そこからソフトウェアで望遠をシミュレートと思われる。求められるのはレンズモジュールの数か。
かつて「社員にやさしい会社」といわれてきた富士通は、今回5000人のリストラを打ち出した。... 3000人を募ったNECは、これまで何度もリストラを繰り返してきた。2012年には、1万人の人員削減を実施している。... 早期退職しない限り面接が続き…「45歳以上クビ切り」横行中 知り合いから紹介されて、「あるソフトウェア工学者の失敗、日本のITは何故弱いか」という論文を読みました。京都大学の林普博士が書いた文章です。 数学からITの世界に入り、関数型プログラムの自動生成の方法などを研究していた方ですが、最後には「日本のITが世界で通じない理由は、技術的・産業的なものではなく、社会的・文化的なものである」と結論づけている点は素晴らしいと思います。しかし、その違いがどこにあるのか、というもっとも大切な部分に踏み込んでいないため、ちょっと消化不良を起こしてしまいます。 そこで、補足として、私な
僕の仕事をひとに説明するときに、「Googleで仕事をしているけどオープンソースなのでGoogleのプロダクトを作っているわけではないし、むしろアップルとかソニーの人と一緒に仕事している」と言うと、「???」という反応になることが多いので、僕はこういう仕事をしているんだよということをここでちょっと説明してみようと思います。 (2016年の僕のFacebookの投稿の転載です。) 僕のいるチームはLanguage Platform Teamというところで、プログラミング言語や開発ツールの開発をしています。LPTの中にもいろいろ細かいチームが分かれているのですが、僕がいるのはC++チームで、Googleで主要開発言語になっているC++言語の開発環境を担当しています。 C++で開発をするときには、C++ツールチェインと呼ばれる一連のツールを使います。ツールチェインの一番大きなコンポーネントは、人
ブログのプロフィールには書いているんですが、僕は1995年から2014年までソニーでソフトウェアのエンジニアしてました。VAIOのエンジニアとして、それなりシングルヒットぐらいの実績はありました。詳細はこちら。 僕にとってソニーは人生の中において重要な存在です。辞めちゃったけど。 現在では大分変わりましたが、僕が就職活動をしていた1994年当時、工学部エンジニアは研究室と企業の繋がりによる大学推薦が大前提でした。僕が通っていた東京電機大学工学部情報通信工学科では推薦枠ゼロです。毎年一人ぐらいはソニーの枠があった時期も存在したそうなのですが、あまり評判が良くなかったのかも知れません。しかし、そこはソニー、ヒット・モデル・プロデューサーなる製品化できそうな論文を募集するイベントが開催され、僕はそこで、『ゲームソフトウェア設計におけるオブジェクト指向開発』と言う論文で入賞します。応募数千の中から
2017年2月にコーエーテクモウェーブから発表された多機能VR筐体「VR センス」は、近年盛り上がりを見せるVRマシンの中でも、際だってユニークな存在だ。 ※VR センスでは、VRのシステム自体はPlayStation VRを使用している。プレイヤーはコックピット型の筐体内部に座って、VRの世界を体験。座っているシートが前後左右上下等に稼働してアクションを体感できる「多機能3Dシート」をはじめ、「香り機能」「風機能」「ミスト機能」「温冷機能」や、頭の上にいきなり虫が落ちてきたり、足下をネズミが走り抜けたりといった感覚を疑似体験できる「タッチ機能」まで搭載されている。(編集部注) 歴史シミュレーションゲームで知られるコーエーテクモが独自のVRマシンを、しかもアミューズメント向けの筐体をリリースするというのも驚きだが、我々が特に興味を抱いたのは、本機の開発経緯だ。 このVR センスはなんと、コ
ソフトウェア開発やコラボレーションツール、「JIRA」や「Confluence」などで世界35,000社以上の顧客実績をもつ、アトラシアン。オーストラリアのシドニーに本社を置く同社は、創業者でもあるCEOのMike Cannon-Brookes氏の来日を機に、日本を代表する各界のキーマン3名と対談を行った。 「日本企業にはイノベーションが必要」とよく叫ばれるが、果たしてイノベーションの意味するところは技術の進歩や変化だけなのだろうか― 第一回目では、こうした疑問に対する答えを見つけるべく、元ソニー会長兼CEOであり、内閣官房IT戦略会議議長、日本経団連副会長などを歴任し、現在は自らが設立したクオンタムリープの代表取締役を務める出井伸之氏と、真のイノベーションとはどのようなことかについて意見を交わしてもらったので、その内容を紹介しよう。 コラボレーションの促進で、日本企業がよりイノベーティブ
VAIO株式会社が始動した。 各種報道によると、まずは国内市場に専念し、2015年度で30万~35万台の販売を目指すと言う。これは2014年度の2分の1ほどの販売数だ*1。世界出荷分では600万台前後を昨年売っていたことを考えると、20分の1ほどの規模にまで縮小したこととなる。社員数も1,100人から240人に縮小。 PC市場自体が停滞すること、もはやコモディティとなってしまったPCを開発/生産する上でこの販売台数規模では効率の追求も難しいことを考えると、極めて厳しい門出となったと思うのだが、私の周辺では極めて好意的に受け止めている人が多い。 それだけSONYとVAIOを愛している人が多いのだ。 このブランド価値が生きているうちに、どのような製品を出せるかが勝負だろう。 かつてアキアというPCメーカーがあった*2。元DELLの日本法人社長であった飯塚氏が立ち上げたメーカーで、デザイン性に優
厚さ7.9ミリのスリムなボディに5インチフルHD液晶、クアッドコアCPU、Exmor RS for mobile搭載の13.1Mピクセルカメラなど最先端のスペックを詰め込みながら、ワンセグ、おサイフ、赤外線、防水・防塵などもしっかりサポートする「Xperia Z SO-02E」。ソフトウェア編では、進化したUI(ユーザーインタフェース)を中心に見ていこう。 →最先端のスペックを厚さ7.9ミリのガラスボディに凝縮――「Xperia Z SO-02E」 →写真で解説する「Xperia Z SO-02E」(外観編) ホームUIはココが変わった ホーム画面のUIは、Xperia独自のものと、ドコモが提供する「docomo Palette UI」の2種類がプリインストールされている。Xperia独自のUIは、従来機から改善されている。まず、スマホの顔ともいえるロック解除画面。従来のXperiaはカギ
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