日本の農業関係団体や農林水産省が全力を挙げて阻止しようとしている環太平洋経済連携協定(TPP)で、農業に関する最大の争点は言うまでもなくコメにある。ウルグアイラウンドをはじめ、これまでの貿易自由化の動きに際しての姿勢と何も変わってはいない。だが、アジア域内でみれば日本がコメ輸出国になる道も静かに開け始めている。ポイントは「ジャポニカ」と「水」にある。コメは大きくジャポニカ種とインディカ種に分け
中国農業が悲鳴を上げている。土と水の汚染、担い手である農民の疲弊は、国内消費量の20%に当たる野菜を中国からの輸入に頼る日本にとって他人事ではない。 『農民も土も水も悲惨な中国農業』(朝日新書)を上梓した愛知大学の高橋五郎教授は徹底した農村調査で中国農業の病理を浮き彫りにしている。現地の農民と語り、土や水に触れる異色の学者に中国農業の現状を聞いた。 ―― 残留農薬をはじめ、中国の農産物の危険性を指摘するものは少なくありませんが、その中でも『農民も土も水も悲惨な中国農業』(朝日新書)は、農村調査に基づく徹底したルポルタージュという点でかなり趣が異なります。中国農業の危険性に関するニュースを理解するためにも、先生が見てきたお話を伺えないでしょうか。 「おふくろの味」ではなく「袋の味」が幅を利かす日本 高橋五郎(たかはし・ごろう)氏 1948年新潟県生まれ。愛知大学法経学部卒、千葉大学大学院博士
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