コルホーズでキャベツの取入れ(1938年) ソ連郵便の切手のコルホーズニツァ(コルホーズの女性労働者)1958年 コルホーズ(ロシア語: колхоз [kɐlˈxos] ( 音声ファイル)、英語: kolkhoz)とは、ソビエト連邦の農業集団化政策における、集団農場のことである[1]。国営農場だったソフホーズと違い、たてまえでは部分的個人所有を容認した[2]。ロシア語の «коллективное хозяйство»コレクチーヴノエ・ハジャーイストヴァ の略で「共同経営」「集団農場」といった意味である。農業に限らず、漁業コルホーズ、林業コルホーズなどもある。 1928年、ソ連政府が発表した第一次五ヶ年計画の中核に、農業の集団化が据えられていた。ネップ(NEP、新経済政策)により復活した農産物の投機的売買の撲滅を促進し、農業を集団化することが目的で、この五ヶ年計画中にソビエト全土でコルホ