東京 北区にある東京福祉大学で外国人留学生およそ700人が行方不明になっている問題で、文部科学省と法務省は、26日午前から大学に立ち入り調査を行いました。 文部科学省と法務省は、26日午前から大学の北区のキャンパスで立ち入り調査を行いました。 大学は行方不明となった留学生を正規の学生ではない「研究生」として受け入れていて、全員をすでに除籍処分にしたとしています。 文部科学省などは、留学生の在籍状況や大学が国に届け出ている留学生への講義の計画が適切だったかどうか、担当者から話を聞いて調べたうえで必要な改善を指導する方針です。 大学によりますと、行方不明となったベトナム人やネパール人などおよそ700人の留学生は、いずれも日本国内の日本語学校から進学しました。 留学生を正規の学生でなく「研究生」という立場で受け入れていたことについては、日本語能力がまだ十分でなかったことなどを理由にあげています。