【香港=木原雄士】香港の西九龍裁判所は5日、警察本部を包囲するデモに参加し、デモ参加者を扇動した罪で民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏に有罪判決を言い渡した。量刑は12月にも宣告される。香港では活動家への締め付けが厳しくなっている。有罪とされたのは「逃亡犯条例」改正案を巡る抗議活動だ。2019年6月21日に黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏や多くの若者と警察本部を包囲したデモが違法と認定された
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新型コロナウイルスの感染者が急増している先進国は「トランプを支持する米国の一部と日本くらい」としてシェアされたグラフがTwitterで拡散している。 このグラフは一見すると、各国に比べて日本の感染者数が突出しているように見えるが、「ミスリード」であるとの指摘が相次いでいる。グラフの縦軸の値が、日本とそのほかの国で10倍以上も異なるからだ。 シェアした医師は「実数ではなく推移を比較したもの」としているが、別の医師や専門家からは「科学者として絶対にやってはいけないこと」との批判もあがっている。 グラフをシェアしたのは、内科医でNPO法人「医療ガバナンス研究所」理事長の上昌広医師。野党の推薦で、新型コロナウイルスに関する参議院の公聴会に出席した経験もある。グラフは8月3日、以下のような文言とともにツイートされた。 「真夏の北半球でコロナが急増している先進国は、トランプを支持する米国の一部と日本く
東京都は、5日、都内で新たに263人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。濃厚接触者のうちおよそ4人に1人は家庭内で感染した人でした。 263人のうち20代と30代は合わせて163人でおよそ62%を占めています。また、263人のうち、およそ38%にあたる101人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ62%の162人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。 また、濃厚接触者101人のうち、およそ4人に1人にあたる25人が家庭内での感染でした。このなかには、10歳未満の子ども4人が、それぞれ同居する親や祖父から感染したということです。 このほか、会食による感染が14人、職場内が17人、福祉施設など施設内が8人、それにその他が28人となっています。 このうち、施設内の感染では10歳未満の男の子が放課後デイサービスの指導員から感染した
大相撲の式秀部屋の力士9人が4日、茨城県龍ケ崎市の部屋から集団脱走した。おかみさんの指導に力士たちが不満を募らせ、東京都内に助けを求めて移動した。力士たちは日本相撲協会の通報窓口に連絡。協会側は今日5日にも事情を聴き、問題の解決を探っていく。 ◇ ◇ ◇ 7月場所が終わった直後、角界にまたも問題が発生した。4日夕方、式秀部屋に所属する力士19人中9人が、集団で部屋を飛び出した。力士たちは千葉県内のカラオケボックスに逃げ込み、日本相撲協会の通報窓口に連絡。その後、東京都内に移動した。 脱走の理由は、部屋のおかみさんによるモラルハラスメントにあるとみられる。師匠の式秀親方(元幕内北桜)が、今年に入って体調を崩し、本場所を休場中。稽古を満足に見られず、生活指導を十分にできなくなったことがきっかけだった。おかみさんが師匠代わりに力士への指導を続けたが、力士が我慢の限界を超え、脱走にいたって
「野球に例えると、まだ2回表で新型コロナウイルスが攻撃している段階です。僕たち理論疫学の研究者は強固な対策を行わなければ流行が収束しないことを『メジャーエピデミック(大規模流行)』と呼んでいます。それを第二波だと定義すると、今は本当の意味で分岐点にさしかかっている。数年間にわたる長期戦を想定した対応が必要です」 そう語るのは、“8割おじさん”こと西浦博・北海道大学教授(43)だ。 ◆◆◆ 厚労省クラスター対策班に所属し、「感染拡大を防ぐには、人と人との接触を8割減らすことが絶対必要」と主張してきた西浦氏。 西浦氏の研究チームは、コロナ流行前の生活を続ければ「7月中に東京都内の新規感染者数が1日100人以上になる」と予測していた。それが的中し、7月に入ってから都内の感染者数は100人超が続いている。 「この予測は『プロジェクション』と呼ばれるもの。将来起こりうる事象に対して、たとえば病院をつ
東京都は4日、都内で新たに309人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。濃厚接触者のうち、家庭内での感染が4日連続で最も多くなっています。 1日の感染の確認が200人以上となるのは8日連続です。 309人のうち、20代と30代は合わせて193人でおよそ62%を占めています。 また、309人のうち、およそ37%にあたる115人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ63%の194人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。 濃厚接触者のうち、最も多いのが家庭内での感染で31人でした。 中には、夫から同居する40代の妻と10歳未満の子どもに感染したケースや、娘から同居する60代の父親と40代の母親に感染したケースなどがあったということです。 濃厚接触者のうち、家庭内での感染が4日連続で最も多くなっています。 このほか、会食による感染が
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