ドイツ・ベルリンで撮影された元ラップ歌手のデニス・カスパート容疑者(2005年6月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/DPA/ DI MATTI 【5月3日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」のドイツ人戦闘員の男を監視するため米連邦捜査局(FBI)に雇われていた女性通訳・翻訳者が、この男に好意を抱くようになり、シリアに渡航して男と結婚していたとみられることが分かった。 2日に公開された裁判文書によると、「最高機密」を扱う資格があったとされるダニエラ・グリーン(Daniela Greene)元被告(38)は2014年6月、FBIデトロイト(Detroit)支部の同僚らに、両親に会うため数週間、ドイツに行くと伝えて出国。しかし、実際はトルコに渡った後、シリアに入国してIS戦闘員と会い、結婚していた。 裁判文書ではこの戦闘員の身元は示されていないが、米CNNは、ドイツ人の元ラップ