英ロンドン・キュー王立植物園の研究所で冷凍保存されているDNAサンプルを取り出す研究者(2016年5月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/DANIEL LEAL-OLIVAS 【5月18日 AFP】医療に利用できる植物は全世界に2万8000種以上存在するが、規制当局によって文書化されていないため、その健康効果の大半は活用されていないとする調査結果が18日、発表された。 英ロンドン(London)のキュー王立植物園(Royal Botanic Gardens, Kew)は、最新の年次報告書「State of the World's Plants)」の中で、医療に活用できる2万8187種の植物を特定。これでもまだ「かなり控えめな数」かもしれないと述べている。 調査結果によると、過去1年間に発見された新種の植物の中には、パーキンソン病の治療に利用されるツル植物9種も含まれているという。 世界的に